本屋で、魔法の本を買う
「おぉ!すげぇ!」
自分達は、王都をお嬢様と氷魔と一緒に探索している
流石に、帰ってきた午後に探索は、許されず。次の日に、王都を探索している
リイドは、はしゃいでおり、氷魔はあまりいい顔をしていない
「今日は、リイドのためにありがとうございます」
「いえ、わたしもいろいろ見たかったので」
「自分は、リイドが何かやらかさないか見てきますね」
「わかりました。気をつけてくださいね」
自分は、氷魔がお嬢様を見ているので、少し離れたリイドのもとに行く
「リイド。あまり離れないでください。今は、護衛の途中という事を忘れないでください」
「わかってるって」
そうは、言いつつ。リイドは、店を見てまわることに夢中だ
このままだと、逸れそうなのでリイドを無理矢理引きずって移動する
そして、自分達は本屋に来ている
リイド用に魔法の本を買いたいと思ったからだ
お嬢様も、本を買いたいと言ってくれたので来ることができた
「おいシン!本がいっぱいあるぞ!」
「本を売ってる店に、本が少なかったらおかしいじゃ無いですか。それに、周りに迷惑になるので騒がないでください」
「わかってるっよ。これ見ろよ!召喚魔法の本だってよ」
「リイド。今は、基礎が載った魔法の本を買うんですよ。魔法の本は、高いので無駄遣いはできません」
「いいじゃねぇか、一冊ぐらい。それに、召喚魔法を使えたら、ドラゴンとか呼び出せるんじゃねぇか?」
「ドラゴンを呼べるのは、魅力的ですが、そう簡単に上手くいくわけありません」
「かっこいいじゃんか。それにこの本、ドラゴン以外にも、天使や悪魔についても書いてるんだし、買おうぜ。シンだって、そういうの興味あるんだろ?」
「わかりました。そのかわりに、ちゃんと習得してください」
「わかってるって。これくださーい」
「それは、白金貨15枚だね」
「白金貨15枚!それ買ったら、魔法の基礎が書いてる本買ませんよ」
「毎度あり」
「シン!ほ買ったぜ!」
「あぁ、数秒前の自分に、値段を確認してと言いたい」
こうして、リイドが基礎を覚える日が遠ざかる




