表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
72/81

ゲルトゴル2

 現在、ゲルトゴルは、仲間を助けるために、輸送している馬車を襲おうとしていた


 「お頭!馬車が見えました!」

 「そうか。野郎ども!仲間を取り返すぞ!」

 「「「おおー!!」」」


 馬車に向かって盗賊達が、走り出す


 「敵襲!直ちに戦闘態勢になれ!」


 騎士達は、すぐに気づき、素早く戦闘態勢を取る

 戦闘は、そのまま乱戦になる

 個々の実力は、騎士達が頭一つ抜けている。しかし、数では盗賊達が圧倒的だ

 戦闘は、このまま泥沼化するかと思われたが、一箇所だけ、空気が変わる


 「お久しぶりですね。貴方の名前が出た時は驚きましたよ」

 「そうか?だが、今は随分余裕そうだな?」

 「当たり前じゃないですか。私は、貴方が騎士団長を辞めた日から毎日厳しい鍛錬をしてきました。盗賊紛いのことをやっている貴方とは、もう次元が違います」

 「ほう?お前みたいな雑魚が、ほざく様になったな?身の程を教えてやるよ」


 先に仕掛けたのは、騎士副団長だ。距離を一気に詰めて素早い一閃を放つ

 その動きは、最適化されており。およそ、騎士副団長が出せる最高速度であろう

 しかし、ゲルトゴルは難無く躱す

 ゲルトゴルは、騎士団長の座を剥奪され盗賊になってからは、毎日の様に命の危険と隣り合わせな日々を送ってきた

 その中で、特に多いのは魔物との戦闘だ

 騎士団長だった頃は、対人戦しかしてこなかったゲルトゴルは、魔物と戦い続けた

 魔物は、人では真似ができない様な力を持っている

 その力は、多種多様。さまざまな魔物と戦った

 そんな、魔物達と比べると騎士副団長は遅すぎたのである

 騎士団長時代の、対人技術と、盗賊になってからの、魔物との戦闘経験。今のゲルトゴルは、まさに人間の中でも上位の強さを持つ


 「どうした?あれだけほざいてその程度なのか?お前、むしろ弱くなったな」

 「ほざくな!」


 こうして、ゲルトゴルと騎士副団長の戦いが始まった

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ