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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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2人きり

 「リイド。そういえば、屋敷を回った結果を言ってませんでしたね」

 「そういえば、氷魔が来たから、ピアスの所に行こうと言われて、それきりだったな」

 「はい。屋敷を見て回ったんですが、何かあった場合の避難所として、地下室に行ってください」

 「地下室?そんなんがあるのか?階段は、二階に行くやつしか無かったぞ?」

 「そうなんですが、旦那様の部屋に地下室へ行くハシゴがあります。そこなら、バレにくいはずなので何かあったらそこに逃げてください」

 「わかった。それで、他には?」

 「それ以外には、特にないですね。倉庫などは、ありましたが。鍵がかかっており、中には入れませんでした」

 「そうか。俺も見て回りたかったな」

 「それは、お嬢様に頼みましょう。今は、氷魔がいるので無理でしょうが」

 「そうだな。だけど、氷魔と2人きりで、ピアス大丈夫か?」

 「大丈夫だと思いますよ。侍女達の話を聞いた限りでは」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 一方、部屋の中では


 「…」

 「…」


 部屋の中では、2人は無言で座っている


 「あの、なんでさっきは、あんな事を言ったのですか?」

 「...」

 「あの?聞いてますか?」

 「...」

 「あの!」

 「うるさい」

 「貴方様が、無視をするからです。なんで、あんな事を言ったのか教えてください」

 「足手まといだから」

 「リイド様は、かなり強かったですよ?盗賊を、1人で倒したりしていましたし」

 「魔力は、ある様だけど魔力を隠して無かった。あんなの、魔法使いには、探してくれと言ってるもん。仮面の子は、少し見所あったけど」

 「シン様?たしかに、魔物などにいち早く気づいたり、牢屋まで、1人で潜入したりしてました」

 「あの子、気配を隠すの上手。途中まで、いる事に気がつかなかった。これで満足?」

 「あ、ありがとうございました」

 「…」

 「…」

 「少し、気分転換に外でも歩きますか?」

 「ここに、ずっといてくれた方が嬉しい」

 「いいじゃないですか、少しぐらい。リイド様も、初めて王都に来たと言っていたので見て回りましょう」


 そう言って、準備を始める

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