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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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リイドの褒美

 『リイド。何も思いつかないなら、前から欲しがっていたアレなんてどうですか?』

 『アレってなんだよ?』

 『二つ名ですよ。獣王から二つ名を貰うなんて、世界初じゃないですか?』

 『マジか!』


 「俺は、二つ名を貰いたい!」


 テンションが上がり、獣王に対する言葉じゃなくなるリイド

 ラウラは、顔が引きつっている

 自分も、顔をリイドに向けてしまった


 「二つ名?はっはっは!我にそんな事を頼むとは、面白いな。なぜ、二つ名を貰いたい?」

 「俺は、世界に名を刻むんだ!二つ名は、俺の伝説の一つになる!」

 「伝説とは、大きく出たな。いいだろう。ただし、お前の力量を試させてもらうぞ。獣王が二つ名を付けるのだ、弱い奴では認めぬ」

 「じゃあ、誰かと戦うのか?」

 「では、騎士団長を呼びましょう」


 参謀のチンパンジーが言う


 「あぁ、そうしてくれ。おい、こいつらを訓練場まで案内しろ」

 「わかりました」


 案内人が、返事をする


 「では、ついてきてください」


 自分達は、案内人の後をついていく


 「リイド。自分は、かなりびっくりしましたよ。言葉づかいが、獣王相手にするものではなくて」

 「やべ!忘れてた!でも、大丈夫だったからいいじゃねぇか」

 「いや、ダメですよ!次からは気をつけてください」

 「あぁ、わかったよ」

 「それで、リイドは騎士団長と戦って勝てるんですか?」

 「当たり前だ!俺の魔法で倒してやる!」

 「いや、それは難しいと思う」

 「ラウラは、騎士団長について知っているんですか?」

 「うん。凄腕の戦士で、魔剣使い。魔法使いは、魔法を使う暇なく倒されるって聞いてる」

 「魔剣使いって、かなり厄介そうですね」

 「相手がなんだろうと、近づかれなければいいんだろ」

 「キングボアとの戦いを見た限り、無理そう」

 「なんだと!俺ならそんくらいできる!」


 自分達は、少し不安に思いつつ。リイドを信用することにした


 「着きました」


 着いたのは、体育館より一回り大きいひらけた訓練場だ

 

 「ここで戦うのか?」

 「はい。御二方は、2階の観覧席へ」


 自分とラウラは、2階の観覧席に向かう

 待つ事数分。獣王と参謀、そして1人の騎士が現れた

一度書いたものを消してしまい焦りました。(17:55)

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