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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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獣王と褒美

 後日、自分達はお城に来ていた。獣王からの褒美をもらうためだ

 案内人が、獣王の元まで案内してくれる

 リイドは、さっきから周りをキョロキョロしていて、落ち着きがない

 ラウラは、さっきから表情が変わっていない

 自分は、城の内装を隅々まで見ている。周りを感じているから、周りからは落ち着いている様に見えるだろう

 なかなかの距離を歩いたら、大きな扉までたどり着く


 「この先に、獣王様がいらっしゃいます。くれぐれも粗相のない様に」

 「わかりましたか。リイド?」

 「なんで、俺だけなんだよ!」

 「では、扉を開けますよ」


 扉が開かれ、長く広い部屋に出る

 正面には、玉座に座るライオンの獣人

 その傍に、参謀?のチンパンジーの獣人がいる

 部屋に入ると、空気がガラリと変わる

 空気は重く、ラウラは、歩くのもしんどそうだ

 リイドも、獣王を見つめている


 「獣王様、お連れしました」

 「ご苦労。下がれ」

 「は。」


 案内人は、部屋の角に行く


 「お前らが、キングボアを討伐した者か。人間とハーフの獣人と聞いていたが、まだ子供ではないか」


 獣王が、自分達を見て言う


 「これでは、荒れただろう。だが、無事だという事は、実力は確かか。それぞれ、欲しいものを一つ言え。叶えてやる」


 欲しいものを一つ、言える雰囲気ではない

 ラウラとリイドの様子を見てみる

 ラウラは、落ち着こうと深呼吸をしている

 リイドは、必死に考えているのがわかる。まだ、褒美を考えていなかった様だ

 すると、ラウラが発言する


 「私は、城で雇って欲しいです」

 「ほう?雇って欲しいと?いいだろう。ハーフでは、いろいろ大変だろうな」

 「ありがとうございます」


 ラウラは、城で働く様だ。冒険者だと収入も安定しないから、城で働けるなら最高だろう

 リイドも少し驚いているが、声は出さない

 リイドは、もう少し考える必要がありそうだから、自分が発言する


 「自分は、この国に留まる間の宿泊所を提供してもらいたいです」

 「たしかに、この時期はどこもいっぱいだろう。留まる間の宿泊所とは言わず、家をくれてやる。後で案内させよう」


 ラウラの拠点にいつまでもいたら迷惑だと思い、お願いしたら、家になった!たしかに家はありがたいけど、自分達がいない間の掃除とかどうするの?まぁ、後で考えればいいか

 それより、リイドは?まだ考えてる

 リイドが、もらって嬉しいもの?ここは、あれがいいんじゃないかな?

 自分は、こっそりリイドに話した

ストックがあると油断していた!

明日の分書いてきます

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