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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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後をつけられる

 後をつけられている

 自分達が、ギルドを出てからずっとつけられている

 ラウラは気づいている様だけど、リイドは気づいていない

 やはり、いきなり現れた自分達に、キングボアを討伐されて、今まで頑張って討伐しようとしていた人達からしたら、面白くないだろう

 だからといって、襲ったりしたら犯罪だけど、自分達が向かう郊外は、人がほとんどいないため、襲ってもバレないだろう

 ならば、こっちが先に近づけばいい


 「あの、自分は少し寄り道していきます」

 「なんだ?トイレでも行きたくなったのか?」

 「わかった。先に行ってる」


 ラウラは、自分が何するか分かったのだろう。送り出してくれる

 自分は、真っ直ぐにつけてくる人の所に向かう

 自分達3人の中で、こういった相手をするのは、感情的な所があるリイドはダメ

 ラウラは、実力的に不安が残る

 なら、自分が行くしかない


 「なにか様ですか?」


 自分の一言で、隠れていた人達が出てくる

 それは、狼の獣人が3人

 もっている武器なども、そこそこのものだった

 だけど、剣が2人、斧が1人と前衛ばかりだ


 「よく分かったな。まぁいい、お前は、俺達の夢を潰した!その報いを受けてもらうぞ!」


 おそらく、キングボアの討伐のために努力していたんだろう。でも、自分達が討伐した事で努力が無になったから、怒っているんだろう


 「だからお前には死んでもらうぞ!」


 3人は一斉に襲いかかってくる

 自分は、相手が近づくより先に魔法を発動させる

 冒険者登録した時に前衛をする様にしたけど、キングボアとの戦いで、久しぶりに魔法を使いたくなった

 イメージは、キングボアが使っていた魔法で相手の後ろから石で後頭部を強く打つ感じ

 すると、3人の後ろの石より一回り大きい岩が3人の後頭部を直撃する

 3人はあえなく撃沈。気絶した

 後ろからの攻撃だから、3人は何をされたかわからないだろう

 それにしても、どうやら魔法を使わなすぎて制御が上手くいってない様だ

 今度、練習しないといけないかな?

 リイドに教えて貰おうかな?

 いや、あれは感覚でやってるだろうから、教えるのは下手だろう

 今は、独学でやろう

 自分は、2人を追いかけてその場を後にした

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