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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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キングボアの討伐大会5

 「流石に無理だって俺でも分かるぞ!」

 「無理だと思われる事をやって退けたら、とってもかっこいいですよ」

 「いや、…でも!」

 「きっと、リイドの伝説の1ページに相応しくなるはずです」

 「…わかったよ!絶対にミスるんじゃねぇぞ!」

 「ねぇ、本当にやるの?」

 「やるに決まってんだろ!シンならできる!」

 「…わかった!」


 リイドとラウラも腹を括った

 自分達は、さっそく行動に移す

 ラウラは、リイドに向けて煙玉を投げる

 リイドの周りは煙で覆われ、念力で浮いていた石が地面に落ちる

 リイドはライトニングを発動するために、魔力を溜めた

 自分は、キングボアと正面から対峙する

 キングボアが自分に向かって突進を繰り出す

 自分は、キングボアを正面から殴った!

 キングボアを殴り、爆破が起きる

 キングボアは、殴られた衝撃で硬直する

 リイドは、自分が起こした爆破の音を頼りにライトニングを放つ!


 「そこだ!ライトニング!」


 ライトニングは自分の真後ろから飛び出して来た!

 普通であれば、電気の速度を回避するには、飛び出してくる瞬間を完璧に分かっていなければならない

 そんな事するには、後ろに目でも付いていなければならない

 分かっていても、ほんのコンマ数秒でもズレてはいけない

 しかし、自分はリイドの動きを感じる事ができた!

 そのため、最高のタイミングでライトニングを回避する。まさに、神業である!

 硬直していたキングボアには、回避は出来ない。先程まで、自分が壁になっており、ライトニングは視界に入っていなかったため、念力も間に合わない


 ライトニングは、キングボアを貫いた!


 キングボアは、口から煙を出しながら倒れる

 長年誰も果たせなかった。キングボアの討伐を成し遂げたのだった


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


 「獣王様!ついに、あのキングボアが討伐されたそうです!」

 「なに!誰がやった!豪剣か?それとも、彗星か?」

 「どうやら、最近来た人間2人と、ハーフの獣人だそうです」

 「ほう?それは珍しいな。あまり、荒れなければ良いが…。では、後日その者達をここに呼べ」

 「かしこまりました!」

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