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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
43/81

討伐大会開始

 料理を作り終え、みんなで食卓を囲む


 「これ美味いな!」

 「さっきから、肉しか食べて無いじゃないですか。野菜も食べてください」

 「お前だって、何も食べて無いじゃねぇか!」

 「後で頂くので大丈夫です。すみません、騒がしくて」

 「大丈夫、いつも静かに食べてるから新鮮」

 「そう言ってくれると助かります。って、リイド、肉全部1人で食べたらダメじゃないですか。少しは遠慮してください」

 「いいじゃねぇか!美味いだから!」

 「すみませんラウラ、肉がほとんど無くなってしまいました」

 「大丈夫、野菜だけでも美味しいから」


 このままだとリイドがご飯を食べ終えて寝てしまう。もう本題に入ろう


 「それでは、明日の討伐大会に着いて話しますか」

 「わかった」

 「ラウラ、キングボアについていろいろ教えてください」

 「わかった。キングボアは、突進が強くて罠を張ってくる」

 「罠ですか?」

 「うん。キングボアが住み着いている山は罠だらけで、大体の冒険者は罠に掛かるから、キングボアさえ見てない」

 「罠って落とし穴とかか?」

 「それもあるけど、上から岩が落ちてきたり。木が倒れてきたり。いろいろある」

 「かなり器用ですね。どうやって罠を張っているんでしょうか?」

 「だから、罠は私がなんとかする」

 「では、キングボアは自分とリイドが相手をすれば良いんですね?」

 「うん、お願い」

 「リイドは、罠があるので余り動き回らないでくださいね」

 「わかってるよ。お前だって気をつけろよ」

 「自分は大丈夫です」

 「今日はもう、明日に備えて寝よう」

 「あぁ」

 「わかりました」


 次の日、自分達は討伐大会の集合場所に来ている


 「なぁシン、やっぱ俺達以外全員獣人だな」

 「あたりまえじゃないですか。むしろ、獣人以外の初参加なんじゃないんですか?」

 「そうなのか?なら!俺達がキングボアを倒したらかなり有名になるんじゃねぇか!」

 「有名になると思いますが、不満を持つ人も多いはずです」

 「ラウラも、優勝して有名になるぞ!」

 「え?あ、うん。頑張って優勝しよう」

 「ラウラ、すみません。リイドは伝説になるのが夢なので、そっと、温かい目で見てあげてください」

 「なんだよその言い方!」


 そんな事を話していると、声が聞こえる


 「時間になったので、キングボアの討伐大会を開始します!今回こそは、キングボアを討伐しましょう!それでは!開始!」


 開始の合図と共に冒険者達は山に入って行く


 「うぉぉぉ!」

 「キングボアを討伐するのは俺だ!」


 こうして、討伐大会が開始された

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