参加申し込み
王都に着いて、自分は冒険者ギルドに向かっている
「あまり、キョロキョロしないでください。みんなが見てますよ」
「だって、こんなでっかい街来たことないんだから仕方ねぇだろ!」
「時間がないので急ぎますよ。観光は大会が終わった後にたっぷりしましょう」
「わかったよ!ほら行くぞ!」
ギルドに着き、自分達はギルドの中に入る
「なぁ、シン。あいつだけ周りの奴と違くないか?」
「なんですか?」
リイドが指す方を見ると、人の体に猫耳と猫の尻尾が付いた女の子が1人いる
「あれは商人達が言っていた、人間と獣人のハーフですね。見かける事はほとんど無いと言っていたので、運が良かったですね」
「なんか、あいつに視線が集まってないか?」
「珍しいからではないでしょうか?それより、受付で参加登録しますよ」
自分達は受付に行き、山の主の討伐大会に参加を申し込む
「すみません。この大会は、最低で3人パーティーでないと参加できません」
「なんで3人パーティーじゃないといけないんだよ!」
「この大会は危険な事もあるので、対処できる様に最低でも3人はいないと、参加を認めていないんです」
「せっかく来たのにいいじゃねぇか!」
「リイド、余り無茶を言ってはいけませんよ。今回は、諦めましょう」
「いや、でもよぉ」
自分達がそんな事を話していると後ろから、声をかけられる
「ねぇ、私も一緒に参加させてくれない?」
そこにいたのは、さっきのハーフの獣人だ
「いいのか!なら頼む!俺達も出たいんだ!」
「私も、出たいから一緒にやろう」
「マジか!ありがとな!」
リイドが申し込み用紙に文字を書き込む
「なぁ、お前、名前なんて言うんだ?」
「ラウラ」
「わかった」
リイドが、ラウラの名前を書き込む
「受付完了しました。それでは、明日の日の出過ぎに、山の麓に集合してください」
自分達は、受付を離れて、酒場の席に座る
「まずは、自己紹介からだな!俺は、リイド!天才魔法使いだ!」
「自分は、シンです。前衛兼リイドの保護者です」
「いつ、俺の保護者になったんだよ!」
「私は、ラウラ。シーフをしてる」
「シーフって、どんな事ができるんだ?」
「罠の発見や解除。索敵にマッピング。短剣術に、魔法も少し使える」
「かなり万能ですね」
「これくらい、当然」
かなり自信もあるし、これは期待できそうだね
切り方が、雑ですが許してください




