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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
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今度は王都に向かう

国の名前、人国や獣国と呼ぶことにします

 自分達は、冒険者ギルドに来ている。獣国特有のクエストを受けるためだ

 しかし、ギルドに冒険者は誰もいない


 「おいシン!これ見てみろよ!」

 「なんですか?」


 そこには、山の主の討伐大会と書かれている


 「面白そうじゃねぇか?」

 「詳しい内容は書いていませんね。受付で聞いてみますか?」

 「そうだな」


 自分達は受付に行き話を聞く


 「これは、毎年開かれている大会です。王都の近くの山にキングボアが住み着きまして、それがとても強く、誰も討伐できないんです。そのため、報酬が跳ね上がり、冒険者が皆このクエストを受けるんです。ですが勝てないので、毎年冒険者の皆で討伐大会をして誰が倒すのか競い合っているんですよ。今では、討伐した人は、獣王が褒美を与えると言っているんですよ」

 「だから、冒険者が1人もいないんですか?」

 「はい、皆王都に行ってしまって」

 「なぁシン!俺達も参加してみようぜ」

 「王都で開催されるので、馬車では間に合いませんよ?」

 「王都でしたら、馬車ではなく、狼車で行けば半日で着きますよ」

 「狼車って狼が引くんですか?」

 「はい、馬車ほど物を運ぶことはできませんが、早く着くことができます」

 「なら、それに乗っていこうぜ!」

 「わかりました。では、時間もないので明日出ましょうか」

 「あぁ、わかった!」

 「それで、キングボアとはどんな魔物なんですか?」

 「キングボアは、ボアの特別個体です。ボアと同じで、突進の威力がとても高く、障害物もものともしません。さらに、ボアとは違くとても賢いんです」


 聞いた限り、攻撃方は単純なので、ここまで生き残っているのは賢いからだと思われる


 「手強そうですね」

 「俺の魔法で倒してやるぜ!」

 「頑張ってくださいね」


 次の日、自分達は狼車で王都に向かう

 狼車は、魔法で荷台が浮いており、車輪が無いため狼が早く走っても大丈夫だそうだ


 「なぁシン!王都ってどうんな所なんだろうな?」

 「人国と大体同じらしいですよ」

 「俺は人国の王都に行ったことねぇからわかんねぇ」

 「そうですか。では今度行ってみましょうか?闘技場などがあるので、自分も観たいので」

 「闘技場!俺も出てみてぇ!」

 「では、自分はそれを応援しますね」

 「あぁ!任しとけ!」

 「少し話が逸れましたね。まぁ、着いたらわかりますから、楽しみに待っておきましょう」


 リイドとそんな話をしながら、獣国の王都に向かった

 今日の夜中の1時頃

 「やばい!今日の分一切手つけてない!」

 「街の観光って何も考えてないぞ!もう、観光なんて無視してクエスト受けよ!」

 「クエストって言っても、何受けんの?特有のクエストなんて、何も考えてないぞ?」

 「知るか!もう適当にそれっぽいの書いて明日の自分に丸投げしよう!」

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