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邪神?でも神なんだから楽しもう!  作者: 毛糸玉
第一章
34/81

あれから町で

 あれから町に戻って約半年、いつもの日常を過ごしていた

 最近は変わった事もない

 それと、爆殺拳の情報は、炎帝に二つ名を付けられた事と、二つ名で格闘家と推測されているだけ

 一応他にも、よく暴れてるだの、女性に手を出しているだの、噂を聞いたけど、自分は何もしていないのでただの噂だ

 すぐに王都を出たかいあって、例外を除いて誰も自分までは辿り着いていない

 ダンジョン攻略は最後尾にいた事と、ブレスで見られてない事がさいわいした

 だけど、この町は違う

 自分が戦っている所を見た冒険者多数、炎帝が推薦した時に王都に行っていた事

 そして、自分のランクがCランクになっている事で簡単にバレた

 さらに、誰も自分の名前を知らないのだ、受付嬢は忘れているし

 そのため、からかいも込め自分は皆に爆殺拳と呼ばれる様になった

 だけど、自分は余り人付き合いしないので情報がほとんど出ないのだ

 そのため、変わらない日常を過ごせていた

 今日は、いつもの様にギルドでクエストを受けに行くと


 「おい!なんでこのクエストが受けられねえんだよ!」

 「それは、CランクのクエストなのでFランクでは受けられません」

 

 騒がしい、少年がいるな


 「俺は、そんじょそこらの奴とは違う!」

 「あなたが凄い魔法の才能を持っているのは知っていますが、FランクではCランクのクエストを受けられないのは規則ですので」


 そういえば、この町に凄い魔法の才能を持った子がいると聞いていたけど、あの子の事だろう

 大きな杖背負ってていかにも魔法使いだし

 とりあえず、さっさとクエスト受けてギルドを去ろう

 Cランククエストのワイバーンの討伐があるね、ワイバーンは見た事ないからいい機会かもしれない

 自分は、騒いでいる少年の隣しか空いてない受付に行きクエストを受ける


 「おい!なんであいつはワイバーンの討伐を受けれて、俺は受けれないんだ!」

 「あの方は、Cランク冒険者ですので」


 どうやら、少年もワイバーンの討伐を受けようとしていた様だ


 「だったらアイツぶっ飛ばしたら俺をCランクに上げろ!」


 やばい、火種がこっちに点火しそうだ

 自分はクエストを受けたので、急いで離れようとするが肩を掴まれる


 「おい待て!」

 「お断りします」

 「まだなんも言ってねぇ!お前俺と戦え!」

 「お断りします」


 なんで自分は、少年が受付を離れるまで待たなかったんだ!

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