表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方幻想夏記  作者: やまとく改二
1/17

〜プロローグ〜


とてつもなく暑い夏、高校生カズマは学校に向かって歩いている。最近の日中は四十度はあるのではないか。そんな風に考えてしまうほど暑い。

「こんな日にも登校とか頭おかしいだろ!!」

「仕方ないよ、今日は模試なんだから。」

思わず愚痴が溢れるカズマに友人の晴人はとても落ち着いた口調で言った。

「晴人さんよぉ、模試は別に俺から受けたいとは言ってない。むしろ受けたくない。」

「僕も同じだけど、家でゴロゴロしてるよりはマシかな。自分のためでもあるし。」

カズマはド正論をかまされてしまい、それ以上は何も言えなくなった。しかし、暑いと思っているのは晴人も同じなようで、否、これで暑いと思わなかったらおかしい。そんな状況の中、カズマは晴人に提案をした。

「この辺に、川あるんだけど、まだ時間あるし寄ってかない?」カズマからの提案に、晴人は少し時計を気にする仕草を見せながらも、意外とノリノリで賛成した。

「ああ〜、いいね〜。でも、少しだけだよ?」

晴人が承諾したこともあり、二人は川へと向かうのであった。この時カズマは、まさか自分が神々も恋するあの楽園に誘われてしまうとは、知る由もない。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ