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第7話 遂に5歳式!と思ったらまだ前日!

今日はなんと5歳式!ではなく5歳式の前日!ウンディーネと魔法の特訓をしてとりあえず中級魔法までは使えるようになった。初級魔法の威力は火がマッチやライターぐらいで水は水をだすことが出来て使う本人の魔力量によって変わる。風はとても早くはないが、突風を作ることができる。もしかしたら台風も…いや海じゃなきゃ作れないよな。ちょっと残念。光は光源として使えそうである。闇は周囲を暗くするなど色んなことができそうである。(暗殺とか)

そんな感じに属性の癖や強みを知ることが出来た。




5歳式に向けて服やウンディーネとお出かけをしたりしてとても楽しかった。



だがしかし、とても緊張していることもある。なぜなら初めて婚約者と会うからだ。

(大丈夫かな…)

めちゃくちゃ心配である。

そんな俺と違いウンディーネは俺以外の子供に会うのでとても嬉しそうだ。


あとウンディーネに俺に婚約者がいることを伝えると


「ヒロト様の婚約者のユーリ様も全力でお守りさせていただきます!」


と元気よく言ってくれた。


「仲良くなれるといいなぁー」


そんなことばかり考えてしまう。

けど可愛い子がいいなぁー。

楽しみで仕方ない。





5歳式の前日の晩。

母がこんなことを言ってきた。


「そういえばヒロト、ユーリ様に言う挨拶はどうするの?」


…盲点だった。

初めて会うのだから「こんにちは」とかじゃダメなんだった。

やばい!なんて言おう…

すると、父も追い討ちをかけてきた。


「しっかりしたものじゃないと相手から悪い印象にとらわれて嫌われるぞ」


き。ら。わ。れ。る。


グサッ


俺の心に1つの刃が刺さった。

嫌われる。


父のその一言で俺は決心した。絶対に嫌われず、相手に好印象の言葉を言うと。


決心しながら夕食を食べ終わると、ウンディーネが話しかけてきた。


「ヒロト様、光魔法の上級魔法を覚えてみませんか?」


と聞いてきた。


「ごめん、今考え事しているから」


と申し訳なさそうに断ると、


「実はその魔法はテレパシーといってですね」


「覚える!覚える!」


全力で言った。


「わかりました。じゃあ私が直接頭に話かけるので集中してください」


と言ってきた。テレパシーが使えるとウンディーネとの連絡や周りの人の名前がわからなくなった時に教えて貰える。そんなことを考えながら集中する。


3分くらい集中していると、


『ヒロト様、聞こえますか?』


ウンディーネの声が聞こえた。


『ウンディーネの声だ!聞こえてるよ!』


わーい!これで余計な心配は無くなった。


『ヒロト様が困った時にはテレパシーで教えますね』


『ごめんねウンディーネ。頼むよ』


とっても便利な魔法を覚えた。マジ精霊魔法最高!


これで心配事は無くなった。あとは王都に行くだけ!

そうして寝ようとしていた俺にウンディーネが言葉を突きつける。


「ところでヒロト様。ユーリ様とのご挨拶の言葉は?」


「うっうわぁーーー忘れてたー」




その夜、ヒロトがめちゃくちゃ焦ったのはいつまでもない。

不定期更新です。小説の内容が浮かんだら更新的な感じです。申し訳ない_:(´ω`」 ∠):_

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