表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/59

第54話 ドラゴン

APEXのランクマを死ぬ程出来たら…きっとダイヤに行ける…と思い始めて1年のプラチナ沼です。

アリーナはダイヤ行けそう。

「はぁーーーーーー」


地面に座りながら大きなため息をつく。


「甘いものを食べてないせいか頭が回らない…」


ここのところその辺のうさぎなどしか食べていないため、気持ち的にもヒロトは限界であった。


「インベントリに砂糖とか入っていたはず。ただ…わざわざリュックを持ってきたのになー」


ヒロトの持ってき忘れたリュックは特殊な魔法を付与されており、その効果によって瞬時に野営道具一式を組み立ててくれたりする便利アイテムであった。その価値なんと黒金貨3枚に相当する。が、ナチスが餞別などと言ってウェリング領軍専用のものを渡したためタダであった。弱点はインベントリに入らないことである。


「道具自体はあるけどめんどくさいし入れて置いた市販のクッキーを食べよう。」


そう言っておもむろにインベントリからクッキーを取り出し、ほおばる。


「美味しい…!!」


久しぶりの甘味にヒロトもご満悦であった。


「さて…と、今日の目標はある程度の生活拠点となりそうな場所を探すこと。インベントリだけに頼っていてもいいけど、何年ここに居るか分からないからね。」


そう言って魔物が通っていると思われる道を歩く。



「おぉー。これはなんだろう?」


果物らしきものを見つけ、実の部分をとる。


「なんでも挑戦!」


そう自分に言い聞かせ興味本位で食べる。


「おぇぇぇぇぇ」




数時間後


「とんでもないものを食べちゃった…。その辺の物を適当に食べるのはやめよう…」


歩きながら反省するヒロト。

するとその先に大きな洞窟が見えてきた。


「…明らかに何か居る雰囲気がする」


中からとてつもなく大きな力を感じるヒロトだったが、それとは別にのほほんと光源などの準備をするのだった。


「光源となる光魔法もおーけー。何か出会った時ようの煙幕魔法入りの石もポケットに入れた。…よし!!」


月夜に右手を掛け、左手に光魔法をつけながら洞窟の中に入り込んで行く。


「思ってたよりも洞窟っていう感じがしないなぁ」


洞窟内部は何かの鉱石が光っており、足元は見えないもののそれなりに明るく、ヒロトの思い描いていた洞窟とはかけ離れていた。


しばらく歩いていると、上から水らしきものがぽちゃぽちゃと落ちてきた。


「くんくん…おぇ」


あまりの臭いに一瞬吐き気もしたが、それと同時に自分を狙ってくる気配がした。


「…」


目を瞑り全神経を耳に集中させる。

洞窟内部に流れる少しの風を感じ、風が遮られていると思うところに風刃を飛ばす。


『キェェェェェェ!』


大きな鳴き声と共に周囲が明るくなる。

そこには以前戦ったグランドドラゴンに似ている生物がいた。


『貴様か…我に攻撃を仕掛けてきたのは』


ドラゴンらしき生物が人間の声を発するため、一瞬油断するがすぐに警戒を強め、脱出用の煙幕を準備する。


『なに、我は貴様と喧嘩しようという訳ではない。その魔剣相手だと分が悪いからな』


相手に戦う意思がないことを感じられると、ヒロトも月夜を鞘に戻す。


「…ドラゴンって人間語を喋れるんですね」


思わず考えていたことが口に出る。


『そうか、まぁ我は特殊な部類だしな。』


「その特殊とは?」


『我と中の良い人間が教えてくれたんじゃ。何十年前じゃったろうかな』


ドラゴンが寂しそうな顔をする。


『それで人間がこのような大陸に来るということは何か用件があるのだろう?』


「!?」


自分の目的がある程度悟られているような気がし、少し身構える。


『それで用件はなんじゃ?』


言うかどうかすこし躊躇い、


「綺礼さんという人に言われて、強くなるために魔獣の森に来ました。」


『ほう…綺礼か。懐かしい名前じゃな。』


ヒロトがその言葉に驚く。


「綺礼さんを知ってるんですか…!?」


『あぁそうだとも。多分を貴様も知っているであろう神斬幻魔の使用者であり使い手としての第一人者だ。』


1点疑問に思い聞いてみる。


「使用者とは?」


『あぁそうか、綺礼には中途半端な伝わり方になってしまったからのぅ。それで綺礼は?』


「極級を倒しそのまま…」


ドラゴンはどこか納得はしているようで悲しんでいる顔をする。


『やはり…それにしても極級か…懐かしい…貴様も綺礼と同じで極級を倒す術を身に着けに来たのだろう。』


「はい。」


『なら話ははやい。その魔剣ではなくこの一見普通に見える剣を使って私と戦え。』


剣をもらい構える。


『さて、我も人の姿になるとしよう。』


そう言うとドラゴンは人の姿に変わり、剣をもつ。


「え?」


『なんじゃ、そっちの大陸には人化術や獣化術はないのかの?こっちの大陸ではそういう技の使い手はうじゃうじゃおる。』


そういう技の使い手がいるということは人もいるんだなと食料事情に安堵する。が、相手が構えた瞬間肌にひりつく感覚が流れる。


『それじゃあこのコインが落ちたら始めじゃ。』


ドラゴンがおもむろにだしたコインを指に置き、弾く。

ストンという音と共にドラゴンが突っ込んでき、剣の鍔迫り合いが始まる。


「くっ、、」


圧倒的な力に押し潰されそうになるが、相手の剣を左に受け流し蹴りを入れる。


『ほう。なかなか筋がいいじゃないか。』


喋りながらも振り下ろしから斬りあげなどを受け防戦一方になる。

上手く相手の剣を弾いて距離をとる。


「風刃!!」


距離をとったところに風刃を7つ出すも全て躱される。


「サンダーストーム!!」


すかさず雷魔法と風魔法の複数(マルチ)魔法を出すが、何事もなかったかのように詰められる。


『チェックメイトじゃ』


首元に剣を当てられ降参する。


「ま、まいりました…」


その場に座り込みぐったりする。


複数(マルチ)魔法を使うとは…さては精霊魔法を使えるな』


ギクッとするが隠すようなことでもないので頷く。


『やはりか。まぁいい。今日はとりあえず寝るんじゃ。そこに魔物の毛で作ったベッドがあるから』


「ありがとうございます。ところで名前は?」


『我か?我はドラゴンじゃ。そもそも名などなかったからのー』


そう言うとドラゴンは元の姿に戻って寝た。

書ける時に書かないと半年以上書かず、クオリティが落ちに落ちる未来が見える見える…。

ちなみに1話書く速度はだいたい1時間半から2時間です。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ