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第35話 寮での新しい朝。

コンコン

扉からノックする音が聞こえる。


「はーい。」


「おはようございます!ヒロトくん!」


「おお、おはようクリス。朝早くからどうしたの?」


時計を見ると、今は午前5時。子供は寝ている時間だ。


「ええーと。…実は食堂のご飯の味がちょっと合わなかったから、、、こちらで食べてもいいかな?って」


「あれ?クリスって使用人を連れてきているよね?」


「そうなんだけど…連れてきた使用人はほとんどの家事ができるけど…料理だけはダメみたいだから…」


人には得意不得意あるし仕方ないね。


「僕のところなら大歓迎だよ。1人で食べても寂しいからね!」


「それなら良かった…けどヒカリちゃんとユーリも連れてこれば良かったかな?」


「それは後で会った時に聞いておこう。」


「そうだね」


さてと、だったらきちんとした料理を作らなければ。けど朝ご飯って人によってこれだけは無理!ってやつあるもんなー…俺は餃子。


「クリスは朝ご飯何がいい?」


「私はヒロトくんの作るやつなら何でもいいけど…強いて言うならコンソメスープかな?」


王道でよきよき。

コンソメスープを作るために固形ブイヨンをたくさん作っておいて良かった。材料さえあれば誰でも作れるけどね。



さてと!片手で持てる小型の鍋を置いて、野菜やら肉やらをなんやかんやして完成!

後、パンとデザートのパインをおぼんに置いて、


「できたよー」


「わー!おいしそー!」


あっやべ、試食してねぇ。

自分の分のご飯を持ってきて、


「「いただきまーす」」


「ん!おいしい!」


「ほんとだー。試食してなかったけど、普通に美味しい」


「ヒロトくんの作った料理に試食はいらないと思うけど?」


「そうでもないよ。たまに塩と砂糖を間違ったりするから」


「ふふっ!ヒロトくんもそんな間違いするんだー!」


そりゃ人間だからね。


「今日は学園2日目で、入試の点数でクラス決めがあるけど…ヒロトくんは自信ある?」


「ぜんっぜんない」


大人に聞いてたより数倍簡単だった。まあ初等部だからだと思うけど。


「そういえば練習も何もしてないって言ってたね」


「そうだね。家でちょこっとやっただけだね」


だって簡単だったから…あと普通にサボってた。


「「ご馳走様でした!」」


「まだ6時だね」


ご飯食べるの早すぎたパターンだ


「そうだね。何か話してようか」


「そうだね…そういえばこの学園って18歳まで入ってるんだよね?」


長っ!けど日本で考えると短いかな?だって8歳から18までだから10年だけだし。


「そうだね。他の国はどうなんだろう?」


「他の国は大体6年から8年くらいだよ」


「何でそんなことまで知ってるの?」


はっ!もしかして領主を支えるために領地に来たからか!


「一応聖女だから英才教育してるんだよー。大体貴族よりもちょっと勉強してるくらい?」


俺は全く勉強してなかったけどね。


「そうなんだー。だったら魔法の練習も?」


「うん。回復系統の魔法だけを習っかな?後は私水魔法が使えるから、ウンディーネちゃんに水魔法をたくさん教えて貰ったよ」


ええっ!水魔法使えたんだ…それといつ水魔法を教えてもらったんだろう?


「ヒカリちゃんにユーリも一緒に教えてもらったんだ!」


3人とも習ってたのか。…俺の方が強いよね?男の尊厳守れてるよね?


「そ、そうなんだー」


「そうだヒロトくん!学園で習うことって知ってる?」


簡単でしょ!


「数学や国語に生活とか?」


「ぶっぶー!数学と国語は合ってるけど、生活なんてないよ」


な、なんやて!じゃあなんなんだ!


「じゃ、じゃあ何があるの?」


「他には魔法科や貴族科、ダンジョン科に工業科などもあるよ!ちなみに貴族科は、貴族の子息や当主なら絶対に入らなくちゃいけないよ」


ということは、


「もしかして自分で何を勉強するか決められる?」


「そうだよ!というか常識だよ!」


俺は常識がなかったのか(困惑)


「それなら色々教えるね」


「お願いします先生」


「せ、先生!?…分かりました。では教えましょう」


わーいわーい!


「まずどんな科があるかを覚えましょう」


「はーい」


「合計で11こあり、貴族科、魔法科、数学科、国語科、工業科、戦術科、戦闘科、農業科、商業科、料理科、ダンジョン科があります。ここまででわからないものはありますか?」


「せんせーい!戦術科と戦闘科がわかりませーん」


「コホン、戦術科は武官や指揮官などの戦闘に関わる人が入る科目で、戦闘科は体術や身体能力を上げたりする科目で、主に戦闘に関わる人や痩せたい人が入りますね」


クラブじゃないんだから…


「他にありますか?」


「はーい!いつからその科目を習うことができるんですか?」


「科目を選ぶのはそもそも3年生になってからです。1、2年生は貴族科と魔法科、数学科に国語科などの基礎しか学びません。けれど、3年生になると、剣技の授業が加わります。他に聞きたいことはありますか?」


基礎は大事だもんな。魔法と同じだ。それに貴族の基本の剣技が加わるのか…先生とかはどうなるんだろう?


「はーいはーい!長期休みはー?」


「夏に1つと冬に1つです。スパニッシュ王国は四季があるので冬は雪がふるので大体一月くらいの休みになります」


…そもそも四季があることに今気づいたんだが。日本では四季があったから何も感じなかったのと、桜かないから春を感じなかったのもあるな。後は…そう!夏と冬以外気温に差がちょっとしかないからだな。うんうん、


「だったら休みの時にクラッシェル領に帰れるね」


「そうだね」


あっ、先生モードが解けた。


「そろそろいい時間だね準備してくる!」


「うん。気をつけてね」


「はーい」


そうしてヒロトも準備するのだった。

今回はここまで!短いですが、学園についての説明なので許して。

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