【閑話】 レーガンの苦労
31話記念(キリが悪い(ボソッ))のおまけです。
「あなたー!まだ仕事が残っているので寝ないでください!」
「寝かせてくれ…」
はぁぁぁぁぁ…マジで寝かせてくれ…
レーガンはヒロトが侯爵になったことで、侯爵を輩出した家としてたくさんの貴族に頼られ、その仕事に追われている状態である。
「もう!また婚約についての書類です!全く…私には2人目の子供ができたのに」
「今度はどっちだ?」
「レーガンの方ですよ!いい歳してモテるとは…」
「ははは。それで?ヒロトのやつは?」
「ヒロトは…全部で8人ですね」
「おお!意外と少ないな!」
「それはそうですよ、ヒロトの婚約者には王女や伯爵、聖女がいるんですから権力でお家が取り潰されますからね」
「それもそうだな。王家に逆らったらどんな家でもプチッて潰されるからなー」
「…それに比べて!レーガンは34人ですよ!しかも若くて綺麗な女の子だらけ!」
ふんぬっ!とでも言わんばかりに紙を破る。
ひえぇぇぇぇ!今逆らったら殺される!
「…レーガンは他の女の人に興味はないですよね?ね?」
「も、モチロンサー」
「そう、それならいいですけど」
よ、良がっだだぁぁ!マジで死を覚悟したんだが
「それにしても…まだ男の子か女の子かすらわからないのに婚約させようとしてくるとは…貴族ってすごいのね」
「俺らも貴族だけどな」
たまにとんちんかんな事を言う妻が可愛い。容姿もだが。
「そういえばヒロトは兄弟ができることを知っているのかしら?」
「あぁ、そういえば何にも伝えてないな」
「そうねー。たまには帰ってこればいいのに」
そういえば…あっやっぱりあった。
「ほら」
「誰からの手紙ですか?…もしかして愛人?」
「そんな訳ないだろ!しかも1日中一緒に居るのに」
なんでそんな考えになるんだ…
「じゃあ誰からですか?」
「ん?誰ってヒロトからだぞ」
いやーまさかヒロトが手紙をくれるとは…我が息子はいいとこだらけだな!
「…レーガンは中身を見ましたか?」
「まだ見てないぞ?」
「これヒロトからじゃなくてユーリちゃんからよ?」
えっ…住所はヒロトに教えてもらった通りなんだが…
「書いてある内容は…まぁ!ヒロトくんがクラッシェル領で演説をしたんですって!」
なんだってー!内容が気になる!
「ほう!どんな内容だったんだ?」
「手紙によると…楽市楽座っていう政策をしたようね。楽市楽座はどんな人でもお店を出していいっていう政策みたいよ」
「おおー!それは思い切った政策だな!しかしその政策は周りに敵を作りそうだな。それだとたくさんの商人や領民がクラッシェル領に移って周りの貴族に恨みを買いそうだなー」
全く、我が息子ながらとんでもない政策を考えたものだ。
「あら!その点に関しては大丈夫見たいね。もし攻め込まれてもクラッシェル領の軍は強いし、ヒロトが海軍の船を強化したみたいだし、攻め込んでこようものならヒカリちゃんがいるから王家からも援軍が来るし、何よりヒロトは侯爵だから攻めてこれないですって!」
…妻は笑っているが、確かにヒロト自身が強いし、ウンディーネやイフリートなどの精霊もいる。それにヒカリやクリス、ユーリが居れば攻め込まれたとしても色んなところから援軍が来て内戦になってしまうだろう。まあ結果は絶対ヒロト側の勝利だろうけどな!
「まあ!ユーリちゃん曰くクリスマスから年明けまではウェリング領で過ごすみたいですよ!」
「そうかそうか!じゃあ楽しみしてるか」
その時に色んな事を聞こうか。
天の声:そう思ったのも束の間、ミーレから爆弾
発言が、、、
「そういえばあなた。ヒロトは侯爵として独立しましたけど、2人目の子供が女の子だった場合どうするんですか?」
あっ……
俺の頭の中はどうやらハッピーセットだったようだ。次のウェリング家の後継者がいない!
「…やばいな」
「3人目も女の子だった場合は第2夫人を作りましょうか」
「…せやな」
こうして、レーガンは徹夜コースで書類を片付けたのでした。
閑話のことをかんわって読むことを初めて知った(・ω・)
今回は薄っぺらい内容ですが!3日連続投稿なので許してヒヤシンス。




