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第11話 魔剣の力

「うーん…ウンディーネおはよう」


「おはようございますヒロト様」


〘おいおい少年よ。俺を忘れるな〙


あははと笑う。朝から楽しい会話が出来て、転生してよかったと思える。



さてと…今日は昨日の誕生日パーティーで貰った魔剣を使って訓練…の前にウンディーネに聞いておきたい事がある。


「ねぇねぇウンディーネ。前に上級魔法はその歳じゃあいらないって言われたけど、テレパシーはどうして教えてくれたの?」


テレパシーはめっちゃくちゃ簡単に覚えられたけど、一応上級魔法だから聞いておく。


「まずテレパシーは簡単に覚えられるのと、使いやすい点で上級魔法に分類されているだけで、実質中級魔法ですよ」


えー…じゃあ中級魔法でもいいんじゃんと思ったけど、使いやすいから上級魔法でもいいのか。


「そんなことより、ヒロト様は魔剣を使って見ないのですか?」


忘れてた。魔剣の能力はピンチにならないと使えないけど、他にも能力があるかもしれない。

もう一度よく魔剣を見てみる…あれ、これ日本刀じゃね!?名前も漢字だし…

それにしても木刀とか日本刀とか前世でも持ったことなかったからめっちゃ新鮮な気持ち。

とりあえず振ってみる。

おー。振りやすい。あと手にフィットするから握りやすい。


しばらく振っていて思いついた事がある。


「何か風の刃とか出せそう」


と思いつき、


風刃(ふうじん)!なんちゃって」


風の刃出た…


「ヒロト様。その風の刃は魔法じゃないので魔剣の力ですよ!」


マジか!じゃあ月夜は風刃をだすことが出来るのか。じゃあ他にも百の刃を出す能力とかあるのかな?あったら絶対に強いじゃん!それからしばらく魔剣を降っていた。

すると…何かが魔剣から流れてくる…これは…剣技?!しかもとても強そう。

…よし!ちょっと不安だが使ってみよう。


風雷一閃(ふうらいいっせん)


…これが…風雷一閃…

文字通り風と雷が一瞬にして現れ、切り裂く。とても強そうに見えるがイフリートは


〘この技は強いが本領を発揮してないな。あと手加減も出来る技のようだから対人でも使えると思う。マスターすれば他の剣でも出来るはずだぞ〙


とイフリートは言う。手加減出来るというのがありがたい。相手を殺さずに倒せるから。


「それにしてもヒロト様。この技以外にも強いのがあるんじゃないですか?」


…ウンディーネが聞いてきた。試してみよう。


雨蛇翔龍(あまたかけるりゅう)


「これは…水魔法の帝級魔法に近いです…」


…水の龍が切り裂くようなほんとに最強の技だと思う。これは…強すぎぃ!

これで更にピンチの時に強くなるとなるとどれくらいになるのだろう…よし。必殺技としてこれは使おう。

…あれ?ちょっと眠くなってきた…


「ヒロト様!」


「おやすみ…」



はっ!えーと、俺は…あっ、思い出した。月夜の雨蛇翔龍を使って疲れて寝ちゃったのか。…やっぱりピンチの時の必殺技として使うか。代償として寝るのがキツすぎる。これで相手を倒せなかったら反撃されるもんな。けど、この安全な領で使うことはないかな?


「ヒロト様!」


おっ。ウンディーネが走ってきた。


「ウンディーネ。お…僕、どれくらい寝てた?」


あっぶね。俺って言うところだった。俺はもうちょっと大きくなってから使おう。


「1時間くらいです」


1時間ぐらいと言いながら泣きそうになっている。というか1時間も寝てたんだったら部屋に運んで寝かしといてくれたら良かったのに…

けど心配してくれているからまあいいか、と思う。


「そうだったんだ。ウンディーネ、心配してくれてありがとう」


「いえいえ。それより傷などはありますか?」


と優しく聞いてくれる。ところでイフリートは何をしているんだろう?…寝てるのかな?まあ契約している訳じゃないのにいつも色々とやってくれているからありがたいし…それよりも自分の心配したほうがいいか。


「傷はないよ。あとは…疲れているぐらいかな?」


「そうですか…じゃあ今日は安静にしておきましょう」


こくこくと頷く。流石に色々とありすぎたから今日は大人しくしておく。


魔剣 月夜、精霊魔法…強すぎる力をどうやってこの領で使っていこう。そんなことを考えながら眠りにつく。


魔剣の技考えるのに疲れました( ˇωˇ )

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