第三話
ん、ここは?
「あっ!アリー目開けた?」
「うん。花、ここどこか分かる?」
「ううん。よくわからない。」
「勇者の皆様、お越しくださり、ありがとうございます。
私は、ルカート王国第二王女ルサーナと申します。
我が父、ルカート王国国王が謁見の間にて、お待ちです。着いてきてください。」
みんな、困惑したままだけど、とりあえずクラスのリーダー的存在の神崎勇人が着いていくことにしたらしいので、みんなで着いていく。
謁見の間に着くと、玉座に王っぽい人が座っていた。
「よく来てくれた。我はルカート王国、国王シリウスだ。」
みんなは、ボケーっとしている。
そしたら、テンプレ通りに、
「貴様ら!国王陛下の御前であるぞ‼頭を下げろ‼」
………みんなは、とりあえず頭を下げる。日本のお辞儀だけど…
「貴様ら!なんだそれは‼」
「えっ?お辞儀ですよ。」
「ふざけてるのか!」
「もうよい。住んでいるところが違うのだから、違うのは当たり前だろう。」
「っ!ですが!」
「少し静かにしてろ。」
「大変申し訳ございませんでした。陛下」
「すまんな。勇者たちよ。…あぁ…そのままでよい。」
「はぁ…あの質問なんですが、勇者って何ですか?」
「この世界に魔王が復活した。その魔王を倒してもらいたい。」
「えぇ‼無理ですよ!俺ら普通の一般人ですよ‼」
「そこは大丈夫だ。勇者はステータスが元から他の者より強くなっている。
……魔王は世界を壊すのだ。どうか、助けてくれないか。」
神崎はみんなの方を向いて、
「…………こんなに困っているなら助けてあげようぜ‼みんな、どうかな?」
「「「あぁ!」」」「「「うん!」」」
そして、王の方を向いて、
「まだまだ弱いですが、頑張ります!よろしくお願いいたします!」
「あぁ!ありがとうな!これからがんばってくれ!そして、魔王を討伐してくれ!」
「「「「「「はい!」」」」」」
あの後は、一人ひとり、部屋に案内してくれた。
今日は疲れてるだろうからって。
その部屋がね、めちゃくちゃ広いんだ。こんな部屋が30以上あるなんて、やっぱり異世界のお城ってすごいよね‼
夜になった。
……さて、抜け出しますか。
あっ!身体能力は前世と同じようになっています!今世でも鍛えてたしね!
ついでにいうと、身体強化のは、魔力を体に流すだけだから、今の私でもできるんだ。
………花に「会いたい人がいるので会ってきます。ごめんね。またいつか会えることを祈っています!」と、手紙を書いて机の上に置いておいた。
そして、私は、夜闇に紛れて、約束の地に向かって行った。




