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短編:詩&エッセイ

平和 -HEIWA-

作者: いつわり
掲載日:2013/06/23

僕の大好きな君は、元気にしているだろうか?






「平和」って言葉を、僕は君に伝えたい。


生きている。 それは、肉体的にって意味じゃない。


君が『精神的に生きている』と言えるのなら、


君はとても幸せで、とても恵まれた人なんだと思う。




さて、そもそも君はこの文章を読むことが出来る。


そんなインターネットが使える世界に生きている。


そして、インターネットが使えるだけじゃない。


君は言葉を理解することが出来る。 そんな知識を持っている。


なのに、君は「幸せじゃない」と、今日も豪語するのだろうか。




僕は君に、世界中を見てほしい。


日本だけじゃない。 もっと広い世界を見てほしい。



今日も食べるものに困って、 どうしようって悩んで、


いや、それだけじゃ終わらずに、人生という幕を下ろす。



「苦しい」って言いたいけれど、助けを呼ぶ元気がない。


いや、そもそも自分なんかを助けてくれる人すらいない。


もう、母親も父親も死んでしまった。  私は一人きり。




そんな人は世界中にいる。






多くの人が泣き、世界中が泣いている。



今日も戦争。 明日も戦争。 いつ終わるのか。


どこに行っても止むことのない爆音。 壊れていく町並み。


いや、そもそも始めから存在すらしなかったかもしれない。




だけど、僕らは今日も生きている。


嫌だと言いながらでも、学校という場所に通える。


蛇口をひねれば、水が出てくる。 ボタン一つで明かりがつく。




そんな幸せな環境で今日も生きている。





確かに、いまだ平和には程遠いだろう。



多くの人々が、無意味に命を絶っているのだから。


多くの人々が、罪もないのに殺されるのだから。


多くの人々が、今日も会社・家庭で苦しんでいるのだから。




だけど、それでも、僕らは生きる道を与えられた。





産まれる前から、


死ぬまで奴隷みたく炭鉱で働くことが、


産まれる前から、


20歳まで生きられない可能性が、


産まれる前から、


餓死する可能性があったわけじゃない。




僕らは幸せなことに、そんな環境に産まれてはいない。








でも、君は言うだろう。


産まれてすぐ、虐待される子供もいる。


産まれてすぐ、親の都合で捨てられる子供もいる。


産まれてすぐ、『人生は無意味だと』知らされる。






でも、僕は違うと思う。 それが全てではないと思う。


なぜなら、虐待されている子供を救う人が何処かにはいるから。


なぜなら、里親のところで幸せに暮らしている人もいるから。


なぜなら、僕らは他人と繋がっているから。 繋がることが出来るから。






そこで大切になるのが、一歩を踏み出す勇気。



いくら繋がっていると言っても、道ですれ違うだけの関係は無意味。


困っている人を見たら、大丈夫ですか。  その一言をかけてみる。



なかなかかけにくいし、 僕も全然出来ないけれど、



とりあえずやってみようかなって思うことが大切なんだと思う。








そうやって、みんなが助け合おうと努力すれば、一歩ずつ平和に。


そして、みんなの幸せに少しずつだけど、近づいていくのではないかと思う。






例え、偽善って思われても構わない。  何もしないよりはマシだから。































いつまでも報われないこんな世界が、少しでも変わるなら。。。






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