カレーの恐怖
私のお腹は、たぶん半分以上がカレーでできている。
米は食べない。肥るからだ。その代わり、経済的な余裕と気まぐれに合わせて、豆腐や鶏モツ、時にはコンビニのホットスナックをぶち込んだカレースープを鍋いっぱいに仕込む。原稿に向かい、煮詰まってはキッチンへ立ち、ひたすら味見と称してスープを啜るのだ。
歩くたびにタプタプと音が鳴るお腹を抱え、「カレーの致死量ってどれくらいだろう」と本気で首をかしげる夜もある。
これは、そんなカレーの水分に満たされた頭と体で紡ぎ出す、私の執筆とカレーを巡る愛おしくもキケンな日常の記録である
私なカレーが好きだ。ライスは要らない肥るから。
私が作るのは主にカレースープも呼べるような代物ばかりだ。具材はあったりなかったり。
その場の経済的余裕に比例ふるように具だくさんになったり具無しになったり、場合によってはお豆腐を切って入れてお豆腐カレースープ(以外に美味しい)、お金がはいっっら鶏モツと一緒に煮込んで鶏モツカレー、ベーコンカレー、コンビニのホットスナックを利用するならばファミチキカレーまたはからあげクンカレーと……バリエーションはほうふなのである。
そんなわけで、私はカレーを作った日には書き物の合間を縫うように、きっちに立ち、ひたす、カレーの味見に耽けるのであった。
だから、もう私のお腹はカレーの水分で占められていると思われるのだ。たっぷたっぷと歩く度におなかの水分が揺れ動くのである。
ふと気になる。カレーの致死量ってどのくらいだろう。私はお鍋いっぱいのカレーを1日で完食してしまうのだ。私は大丈夫か?
皆様からノのアドバイス、ご意見、叱咤激励など、お便りをお待ち申し上げます。
さあ、キッチンに立って味見でもするか。いや、少し危険なのかもね実は。
【了】
スープカレーと執筆の日々』をお読みいただき、ありがとうございます!
カレーが好きすぎて、気づけばお腹がタップタップになるまで味見(?)を続けてしまう……そんな執筆の日常をコミカルに切り取ってみました。豆腐カレーやホットスナックを活用したアレンジなど、手軽で美味しいカレースープのレパートリーはどれもおすすめです。
作中の「致死量」という大げさな心配も、カレー愛ゆえの贅沢な悩みかもしれませんね。皆様も執筆や作業のお供に、温かいカレースープはいかがでしょうか?(塩分と食べ過ぎにはご注意を!)
それでは、また次の物語でお会いしましょう。




