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30話 政府や軍部を浄化して、大量殺りく兵器を無くす

「私の眷属を使おうと考えていますが、12人しかいません。とても全てはカバーできません。ララちゃん、諜報員を貸してもらえませんか? 」


憑依するにしても、サクラの眷属は12人ほど、ホーソンはゼロ。戦争に関連する要人をすべて網羅するには600人ほど必要です。それでも諜報員の目当てがありません。ここで、ララにお願いしたのです。


「そうね。狐族をお貸ししましょう」



移民星には星間離着陸艇が用意されています。大きいものでは1万人規模から、小型は100人程度のものまであります。5人乗りの偵察艇は別途1000基ほどが常時スタンバイになっています。今日は格納庫の前で、狐族の出向儀式が執り行われています。ホーソン星のサクラから依頼のあった諜報要員としてアオシ256人とモモコ256人を送り込みます。


「ああ・・。今日はお日柄もよく・・・あえぇぇ・・。失礼しました。えー・・。皆さんには、ホーソン星のサクラ神の元で、諜報活動をやっていただきます。活動拠点は神殿、または神ヤシロになります。サクラ神の指示に従って調査をお願いします。決して、戦闘や脅しの類はありません。そして、行動は必ず2人一組でやってください。単独行動はダメです」


「各人に渡している認識阻害ブレスレットを無くさないように。ホーソン星は魔素が少ないので、魔素の消費に気を付けてください。おそよ10日間は大丈夫です。くれぐれもホーソン星人に姿を見られないように注意してください。特に子供には注意してください。認識阻害の効果が薄いので認識されやすいです」


狐族は、顔がホーソン星の狐に似ており、さらにふさふさの尻尾を持っています。アオシには、青色のオーバーオールと青いキャップ。モモコには黄色のオーバーオールにピンクのブラウスです。身長は150センチメートル前後で、ホーソン星では子供に見えます。



「サクラちゃん。これ、512人の名簿よ。1か月で3分の1を交替させるから、よろしく。そうそう、狐族には認識阻害するブレスレットを装着させているから見られることはないと思うわ。うまく使ってね」



さて、諜報員は、大量破壊兵器に携わる組織や人、実行のスイッチを押す人は誰なのか、その仕組みを調査してきました。その結果を元に、重要と思われる人物に私の眷属を向かわせました。まあ、すぐにはどうこうなるものではありません。ゆっくり、調査をしながら進めてゆきます。


私サクラの眷属は12人で、5大山脈、4つの海、3つの大陸に広く広がっています。常々は広がった状態で、監視をしております。手は出しません。それが監視者という神の立場ですので。しかし、今回は5大山脈のカラル、キラル、ケラル、クラル、コラルと、4つの海のサラル、シラル、セラル、スラルの9人を呼び寄せました。


「諜報員が調べた、各都市の政府や軍部に魑魅魍魎が繁殖している。まず、これらを浄化してほしい。終われば次の指示を出すので、集まるように。では行って!」



各地の政府や軍部を浄化して、関わる人たちの魂から『欲魂』を除いてゆきます。きっと、未来が明るくなると信じて、サクラは策を講じてゆきました。




「お昼のニュースをお届けします。最近、神ヤシロに狐の仮面を被った子供を見かけると巷で噂になっております。わが社のスタッフが事実の確認に行ってまいりました。確かにご近所の方に伺うと、近くで遊んでいた子供たちが見た、と証言しているそうです」


「監視カメラを取り付けたいと、神ヤシロにお伺いを立てましたが、神聖なところなのでと言うことで断られました。スタッフが24時間体制で見ておりましたが、見つけられませんでした」


まったく、ぶしつけな奴らですね。ついつい声を荒げたいほどでした。子供にしか目撃例がない神域のことなんて、神様関連ですよ。清い心が必要です。

そうそう、望遠鏡で覗こうとした者もいましたよ。


まあ、子狐さんたちは、狐族の人たちです。

各地の神ヤシロに赴いて、霊脈の復旧にも奔走してもらいました。

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