表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/37

第二次世界大戦期の日本海軍艦艇

・大鳳型航空母艦


基準排水量3万5000トンの装甲空母。第二次世界大戦開戦直後に就役し、終戦まで多大な戦果を挙げている。甲板の全範囲に対500キロ爆弾装甲が施されており、ジェット機の運用も可能。史実とは違い、2隻が建造されている。


同型艦・・・大鳳、白鳳(マリアナ沖海戦にて戦没)。


・翔鶴型航空母艦


基準排水量2万7000トンの正規空母。西暦1930年代中期に就役し、第二次世界大戦を戦い抜く。世界初のアングルドデッキを備えた艦で、発艦と着艦が同時に出来る。特に二番艦である瑞鶴は幸運艦で戦争初期から終戦まで一発も被弾しなかった(逆に翔鶴は出撃する度に被弾したが、最終的にどうにか終戦まで生き残った)。


同型艦・・・翔鶴、瑞鶴。


・雲龍型航空母艦


基準排水量2万4000トンの正規空母。第二次世界大戦時の戦時量産艦であり、簡易翔鶴型というべき代物で終戦までに12隻が完成し、その内5隻が第二次世界大戦にて戦没している。また大鳳型のような装甲性は無いものの、飛行甲板は鉄板であるためにジェット機の運用は可能。


同型艦・・・雲龍(第三次ハワイ沖海戦にて戦没)、天城(マーシャル沖海戦にて戦没)、葛城、笠置、阿蘇(マーシャル沖海戦にて戦没)、生駒、六甲(マリアナ沖海戦にて戦没)、穂高、厳山(マリアナ沖海戦にて戦没)、新高、富士、浅間。


蒼龍型航空母艦


基準排水量1万8000トンの正規空母。西暦1920年代後期に就役し、第二次世界大戦初期から中期まで戦い抜く。2隻就役しているが、両艦共に第二次世界大戦にて戦没している。


同型艦・・・蒼龍(第一次ハワイ沖海戦にて戦没)、飛龍(第三次ハワイ沖海戦にて戦没)。


・鳳翔型航空母艦


基準排水量1万4000トンの軽空母。史実より少し早い西暦1921年に世界で初めての空母として就役したが、史実同様に試験的な艦であった為に1隻で建造は打ち止めとなった。(転生会の策謀によって)当初から練習艦としても使えるように設計されており、第二次世界大戦では練習空母や航空機運搬任務などを請け負っていたが、西暦1945年1月に偶々日本の哨戒網の穴を抜けてきた米潜水艦の雷撃を受け、沈没。史実とは違い、生き残ることはできなかった。


同型艦・・・鳳翔(西暦1945年1月に小笠原沖で米潜水艦の雷撃を受けて沈没)。


・神鷹型航空母艦


基準排水量1万5000トンの軽空母。戦時量産艦であり、雲龍型の数を補うために建造された軽空母で防御力は高くなく、ジェット機も運用出来なかったが、従来のレシプロ機であれば十分運用可能だった。終戦までに22隻が起工し、最終的に10隻が竣工。その内2隻が第二次世界大戦で戦没している。


同型艦・・・神鷹、雲鷹、大鷹、海鷹、沖鷹(米軍によるトラック空襲の際、米艦載機の攻撃を受けて沈没)、龍鷹、蒼鷹(南方において独潜水艦の攻撃を受けて沈没)、紅鷹、紫鷹(西暦1949年の海魔との戦闘において喪失)、瑞鷹。


・祥鳳型航空母艦(初代)


基準排水量1万2000トンの軽空母。拘束タンカーを改造した軽空母で第二次世界大戦直前に3隻が竣工し、鳳翔と同じく航空機の運搬や第二次世界大戦において縁の下の力持ち的な活躍をしたが、その内2隻が大戦中に戦没している。


同型艦・・・祥鳳(トラック空襲の際、米艦載機の攻撃を受けて沈没)、瑞鳳(マリアナ沖海戦後、本土に向けて撤退する際、米潜水艦の雷撃を受けて沈没)、龍鳳


・大和型戦艦


基準排水量4万5000トンの戦艦。史実のような超大型戦艦ではなく、機動部隊護衛用の和製アイオワ級として第二次世界大戦開戦前後に就役した。2隻建造されたが、2隻とも西暦1945年9月に起きたサイパン沖夜戦にて沈没している。


同型艦・・・大和(サイパン沖夜戦にて戦没)、武蔵(サイパン沖夜戦にて沈没)。


・長門型戦艦


基準排水量3万8000トンの戦艦。西暦1930年代中期に建造された改加賀型戦艦。ディーゼルエンジンが使用されているため、史実と比べると航続距離が長くなっており、更には居住性も上がっている。2番艦陸奥は第二次世界大戦開戦初頭の米軍による真珠湾攻撃によって爆沈してしまったものの、妹艦の無念を晴らすかのごとく長門は太平洋各地で暴れ回り、終戦までに多大な戦果を挙げている。


同型艦・・・長門、陸奥(開戦初頭の真珠湾攻撃にて米艦載機の攻撃を受けて爆沈)。


・加賀型戦艦


基準排水量3万6000トンの戦艦。西暦1930年代前期に就役した艦で、長門型と同じく41センチ連装砲が前後に二基ずつ装備されている。第二次世界大戦では開戦初頭こそそれなりに活躍したものの、それ以降は南方にて半ば置物として扱われ、あまりパッとした戦果は挙げられなかった。


同型艦・・・加賀、土佐。


・天城型巡洋戦艦


基準排水量3万3000トンの巡洋戦艦。西暦1920年代後半に就役した。基本的に巡洋戦艦のため、防御力はそれほど高くないが、居住性は大和に次いで高く、航続距離に至っては第二次世界大戦では海軍1。一番艦天城は米軍による真珠湾攻撃にて撃沈され、その後、引き揚げが一時計画されたものの、結局中止され、そのまま日本海軍から艦籍が除籍。その後、艦名は雲龍型航空母艦二番艦へと引き継がれた。


同型艦・・・天城(真珠湾攻撃にて米艦載機の攻撃を受けて沈没)、赤城。


・伊勢型戦艦


基準排水量3万4000トンの戦艦。西暦1920年代前半に建造された。2隻が建造され、日本海軍の艦艇としてはあまりパッとした戦果を挙げられなかったものの、ハワイ王国海軍に供与された二番艦日向は航空戦艦に改造された後、水上機である瑞雲を使用してそれなりの活躍を見せたが、両艦とも第二次世界大戦にて戦没している。


同型艦・・・伊勢(第一次カリフォルニア沖海戦にて戦没)、日向(真珠湾攻撃にて損傷し、その後に航空戦艦に改造された後は政治的な理由からハワイ王国海軍に供与。最終的にオアフ島沖海戦にて沈没した)


・扶桑型戦艦


基準排水量3万3000トンの戦艦。西暦1910年代後半に建造された。2隻が建造され、ネームシップである扶桑は関東大震災の救援に向かう途中に事故で沈没してしまうが、二番艦山城は第二次世界大戦のインド洋において地味ながらも活躍し、第二次世界大戦終戦まで生き残ったが、艦体に残ったダメージが著しかった事と昭和21年度海軍軍縮計画の退役対象艦にもう少しで引っ掛かるということで、西暦1946年の末に本来の退役年よりも2年早く退役することになり、翌年には解体された。


同型艦・・・扶桑(関東大震災直後に起きた事故によって沈没)、山城(西暦1946年末に退役)。


・金剛型巡洋戦艦


基準排水量3万2000トンの巡洋戦艦。西暦1910年代前半に4隻が建造され、その内一番艦金剛は英国と日本が共同で建造した。第二次世界大戦においては当時存在した戦艦の中で一番旧式という立場でありながらも、大和型、長門型に並ぶほどの活躍を見せた。そして、4隻のうち四番艦霧島が第二次世界大戦において失われ、残った3隻も昭和21年度海軍軍縮計画の退役対象艦の項目に引っ掛かったことで山城と共に退役した。


同型艦・・・金剛(西暦1946年末に退役)、比叡(西暦1946年末に退役)、榛名(西暦1946年末に退役)、霧島(第二次カリフォルニア沖海戦にて沈没)。


・伊吹型重巡洋艦


基準排水量1万8300トンの重巡洋艦。第二次世界大戦中に就役した。日本海軍において初のレーダー連動射撃システムを搭載した重巡洋艦。また前級の鈴谷型同様、ヘリコプター搭載を可能としている。2隻が建造されたが、両艦とも第二次世界大戦において沈没している。


同型艦・・・伊吹(アリューシャン列島沖海戦にて戦没)、鞍馬(サイパン島沖夜戦にて戦没)。


・鈴谷型重巡洋艦


基準排水量1万7800トンの重巡洋艦。第二次世界大戦直前に就役した。日本海軍において初めてヘリが搭載されることを前提に設計された航空巡洋艦。元々は最上型重巡洋艦の3、4番艦として建造されたものの、設計の段階で搭載する機体を従来の水上機にするべきだという非転生会派の海軍将校と当時登場したばかりのヘリコプターを搭載するべきだという転生会派の海軍将校の対立が有り、その結果、1番艦最上と二番艦三隈は従来通り水上機搭載型とし、三番艦鈴谷と四番艦熊野がヘリ搭載型とすることで話が纏まった。両艦とも機動部隊の護衛として多大な活躍をし、第二次世界大戦を生き抜いた。


同型艦・・・鈴谷、熊野(西暦1948年に海魔の攻撃によって大破し、その後、ドッグに運び込まれるが、修理不能と判断されて廃艦処分となった)。


・最上型重巡洋艦


基準排水量1万7500トンの重巡洋艦。西暦1930年代後期に就役したが、第二次世界大戦前期に沈んでしまった為にあまり大した活躍は出来なかった。


同型艦・・・最上(第一次カリフォルニア沖海戦にて戦没)、三隈(真珠湾攻撃にて米艦載機の攻撃を受けて沈没)。


・高雄型重巡洋艦


基準排水量1万5600トンの重巡洋艦。西暦1930年代前半に就役し、第二次世界大戦でもかなりの活躍を残したが、生き残ったのは愛宕だけだった。


同型艦・・・高雄(オアフ島沖海戦にて戦没)、愛宕、摩耶(第二次グアム沖海戦にて戦没)、鳥海(パルミラ島沖海戦にて戦没)。


・妙高型重巡洋艦


基準排水量1万4800トンの重巡洋艦。西暦1920年代後半に就役した。4隻が建造されたが、第二次世界大戦において全隻が沈没している。


同型艦・・・妙高(第二次カリフォルニア沖海戦において戦没)、那智(インド洋にて英潜水艦の攻撃を受け、沈没)、足柄(第四次ハワイ沖海戦において戦没)、羽黒(ペナンに停泊中、英軍の特殊潜行部隊による破壊工作を受けて沈没)。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ