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料理人転生③

作者: 明地雫

縛りワード 毒りんご フランケンシュタイン 料理長



周&リザード『リンゴの料理…?』


フランケンシュタインが事情を話す。

有名な話だが、継母に毒りんごを食べたせられ死にかけていた白雪姫、そこに出くわしたのが王子ではなくなんとフランケンシュタインだった。


そしてそのまま目覚めのキスをし、白雪は目を覚ます…覚ましたあとフランケンの顔を見てもう一度失神してしまったのだが、それはさておきフランケンシュタインのおかげで一命をとりとめることができた。

そして2人は結ばれたのだという。


そこまではよかったのだが、白雪は継母に騙され、毒リンゴを食べさせられて死にかけたせいで、元々大好物だったリンゴを食べられなくなってしまったのが悲しいらしく、りんごを見ただけで嘔吐してしまうようになってしまった。


それを克服したい。というのが2人の切なる願いだったのだ。




リザードマン『くうぅッ!泣ける話だねぇ‼︎料理長‼︎ここはオレに任せてください!この一か月で料理長から学んだスキルを活かして、白雪姫のリンゴ嫌いを克服させて見せますよ!』


といってリザードマンは厨房に戻り早速料理を開始する。

 


出来上がったのはリンゴパイ。とは言っても、言われなければ気づかないくらいリンゴは細かく刻んである。


以前周は野菜嫌いな子には野菜を細かく刻んでハンバーグに入れるといいと教えたことがあるのでその応用だろう。


これなら…と周もフランケンシュタインも期待しだが…


リザードマン『さぁ!召し上がってください!』


白雪姫が実食しようとすると…


バターン‼︎‼︎


蟹のように泡を噴きながら白目を剥き、

椅子から転げ落ちてしまった。


どうやら香りだけでアウトだったらしい。


フランケン『し、白雪ーッ!!』


白雪姫『ブクブクブク……』


リザードマン『そ、そんな…』


周料理長『これは…なかなか骨が折れそうですね』


続く。

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