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4:やっぱりお前について行って良かったよ

新年あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします。

「マルクス、これあれだよね。ルイスだよね?」

「…ルイス、だろうな。あの輝く金髪と胡散臭そうな笑顔。学生時代何度騙されたことか。」

「だよねぇ、暇さえあれば人を嵌めようとしてくるあのルイスだよね。」


「「何がどうなってあいつが勇者に選ばれてるんだ…?」」





時はさかのぼって1週間前。使節団に同行し、ド新人のくせに相手国の主要人物をメロメロにさせあほみたいな成果を2年で持ち帰ってきたカインに何が欲しいと聞いたところ、学園時代の友人とのんびりしたいので休みをくださいと言い出した。平和な我が国、そして立場もあるカインということで本人に望みがあれば考えようではないかと申し出たところ、正式に長期休暇をくれと言い出した。自分だけでなく、学園時代の友人含め。…いやあほなのか?俺たちはまだぺーぺーだぞ休んでられるかよと言ったら、「大丈夫。俺のお供ってことでそれなりに経験詰めるしなんとかなる。」と言われた。いい年した大人がなんとかなるで頷くわけないと思うだろ?…頷くんだよ。こいつのなんとかなるは絶対なんとかなると身に染みて理解している俺はついていくことにした。絶対楽しい。


そして冒頭になる。今回の旅に行くのは、カイン、マイケル、ルシファー、そして俺だ。やはり全員連れていくのは無理があり、実家に戻っていたり他国に行っていたりとバラバラになった。そこでそれなりに実家の立場がある俺とマイケル、そして平民である程度自由が利くルシファーで行くことになった。今は隣国のカルガス国につき、食料調達をしていたところに、だ。


学園時代の友人であるルイスとあった。いや何勇者してるんだよ、お前。絶対そんな性格じゃないだろ。




部屋に戻りほかのメンバーに事情を説明し、夜、ルイスをどうやってか知らんが連れてきたカインと宴会になった。


「ルイス~、お前、何勇者やってんだよ~~」

「そうだそうだ。ルイスくん、施すより奪う側でしょ。」



「お前ら俺をなんだと思ってるんだ…?」


「強欲のルイス」

「陰険なルイス」

「顔だけ聖人なルイス」

「…魔人」


「おい最後勇者のthe敵じゃないか!」



おまえはむしろ前3つを否定しろよ。



その後いろいろカインとルイスが画策し、旅についていくこになり、色々あって名が売れて1年でそれなりに優良株になったんだから、やっぱりついて行って良かったよ。




相変わらず名前をつける才能がないのでなんとなく似てしまう。

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