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王族に嫌気がさした俺は万事屋を始めました  作者: 双葉
第一章 貧乏暇なし
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プロローグ 『胡蝶の夢』

しばらくぶりです、今回からゆっくりと連載していきますのでよろしくお願いします。


物語を大切に書いていきたいと思います、プロローグは激しく短めです、すみません。




 それは突然の事だった、どこかへ向かっている最中にとてつもないスピードでこちらに向かって走ってくる大きな影が見えた。


 人間は不思議な感覚を持っているなと感心してしまうほど、今はスローモーションの様に動いている。身体はその影にビビっているのか硬直してすぐには動けない、日差しが目に刺さりその影が何なのかもすぐにはわからなかった。


 何をしてんだ、早く走れ!! 死にたくないんだろ俺!!


 わかってる、早く避けないとその影に吹き飛ばされる事くらい、わかってる。じわりと流れる汗が目に入った時だった、何かに躓いて前のめりに転んでしまう。



 いってぇ!! っ!?


 再びその影を確認するともう目の前にまで迫っていた、思わず目を強く瞑り視界をブラックアウトさせる。どうしてこんな事になったんだろう、何故その影は止まろうとしないのだろう。そんな事を考えながら俺は全てを諦めた、それと同時に何かが身体の上に乗っかる重みが伝わってきた。


 そして、俺は強い衝撃と共に意識を失った。

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