カジノ王の裏側
「まずは、ほぼ初対面の私を信用してくれて、ありがとう。」
そう言って、女剣士…ラーナは頭を下げる。
ここは彼女が泊まっている部屋。
頼み事があると言って、俺をここに連れて来た。
美人と二人きり…と言うムードではない。
「完全に信用した訳ではありません。実力差から言って、逃げ切れるとふんだからです。それより…、」
「はい。事情を説明する。」
彼女の正体は、実は王国の騎士なのだそうだ。
この国の調査に出たきり消息不明の同僚を追って、ここまで来たらしい。
「それは国同士の問題でしょう?それに魔物に倒された可能性だって。」
「話を最後まで聞いて欲しい。それに、あの子が魔物に負けるものか!」
それほどの実力者らしきその騎士さんは、そもそもこっちに来たきり帰って来ない商人や冒険者の調査の為に、入国したようだ。
だが、その騎士さんも連絡がとれなくなり、事態の重さを知った王国は、今度はラーナさんを遣わせたようだ。
「実力のある騎士一人が消えた案件に、また一人だけ差し向けるのっておかしくありません?」
「魔物にシャッガイ。騎士団が王都を離れたら、そこを狙う輩が国を襲うからな。あまり人を割けないんだ。」
そうしてやってきたラーナさんは、調査を開始した。
そしたら、出るわ出るわ。
国王ゴードンが、来訪者の力を傘に木材買い占めやら違法な奴隷売買やら悪どい諸行の数々。
「表向きは、カジノの借金による奴隷を扱っている事になっている。」
木材も奴隷船にまわされるそうだ。
そして、一般の交易船は修理も出来ず、魔物うごめく海に出れなくなる。
「分かってくれたか?貴方も他人事ではないんだ。」
分かりやすい悪って書きやすい上に楽しいです。
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方C
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D




