準決勝
一夜明け、準決勝。
俺は盾を二つ構えた男と向かい合っている。
(あれが奥の手か。俺相手に随分慎重だな。)
一つでも頑丈な盾を二つも装備したその防御力は計り知れない。
「さあ、どんな攻撃も跳ね返す盾を前に、実力未知数男はどう出るか!?今、試合開始!」
【覇気】で一掃したり、降参されたりで力を見せていなかったら、変なあだ名がついていた。
(とにかく、やれる事やるか。)
あの厚い盾の前では、刃も矢も通じないだろう。
魔法攻撃にも耐えていたから、まさに鉄壁。
(近寄って来ないな。完全に耐久・迎撃の構えだ。)
攻撃は効かなくても、と発光スフィアを全開にして相手の頭上に投げる。
分厚い盾も真上の閃光は防げない。
眩んでいるうちに背後に回る。
着火スフィアで首もとから鎧の内側に火を着ける。
突然の火の手に慌てたところに、付加をかけまくった跳び蹴りを食らわす。
うつ伏せに倒れた相手に馬乗りになる。
後頭部にザンキを突きつけて降参を促せば、相手は何も出来ない。
「ここで降参!蓋を開けてみれば、一方的だ!!」
消火してから退場する。
治癒を受ければ、直ぐ治るだろう。
もう一方の準決勝は、ルキが速攻で呪文を潰してワイヤーで拘束。
あっという間の出来事だった。
「失礼。ガイだな。頼みたい事がある。」
コロシアムを出た俺を呼び止めたのは、女剣士だ。
(大会の参加者だな。顔を隠してた。)
正体がバレたからなのか、今は顔を隠していない。
「そちらにとっても、重要な話だ。聞くだけ聞いて欲しい。」
あまりに真剣な態度だったので、話だけでも聞こうと女剣士の誘いに乗る。
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方C
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D




