海の悪魔
「追い詰めたぞ!ハスタ!」
ショウとハスタが戦っているうちに、マスラ、ジョーグ、ルキの三人が合流した。
「僕とお前の実力は互角。三人が加われば、お前に勝ち目はない!」
ショウの断言も最も。
だが、ハスタに動揺は見られない。
「うん。このままだと負けるね。でも決着は、まだ早い。」
言うが早いか、ハスタの周囲を光が覆う。
「くっ。」
「眩し!」
光が晴れたその場所に、ハスタは立っていなかった。
「どこに行った!?」
「探せ!」
「ハスタは小舟に乗っている。右側だ!」
だが、高所に立つ俺には見えていた。
ショウ達、ラフブリッジ海賊団が右側に集まる。
「いた。逃がすな!魔法攻撃、撃てっ!」
小さく脆い小舟ごと消し飛ぶと思われたその時、ハスタを庇うようにその巨体は海から現れた。
「クラーケン…。」
「海の悪魔だ!」
「そう!俺のクラちゃん。じゃ、またねー。」
イカの怪物はハスタの小舟を抱えると、高速で戦域を離脱した。
(リブラ、クラーケンのヒレに魔具がついていたな。)
(ご想像の通り、テイミングの効果を持つのでしょう。それも、クラーケンを操るほど強力な。)
突然のクラーケン登場に下が固まっている間、俺は【遠視】で得た情報を検討していた。
ショウの指示の元、下も次第に落ち着きを取り戻していく。
「こちらの死者5名、重軽傷者は治療済みです。」
「敵側の死者は30名ほど。重傷者の応急措置も行い、捕縛済みです。ハスタに力で支配されていたとのこと。」
ショウ達は、戦後処理に奮闘している。
俺は邪魔にならないよう、さっさと客室に戻った。
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方C(up)
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D(evol)、黄金率D、漁師D




