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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第4章 南へ
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報酬と貸し

「おぉ。そういえば、此度のお礼をしていなかったな。」


食事と会話が終わりに近付いた時にマガチット殿がその話題を口にした。


(さっさと武器打って去りたかったんだがな。)


お礼なんて面倒だった。

最悪、貴族のゴタゴタに巻き込まれかねない。


「では、当主殿。本人次第ではありますが、こちらのお嬢さんは頂いてもよろしいでしょうか?」

「ハジメ様。」


メイドさんに異論はなさそうだ。


「いつの間に仲良くなったのかね?いいでしょう。彼女は戦闘系の能力(スキル)持ちだ。」


話して楽しく、護衛も出来る人らしい。


「ガイ殿は何か無いかね?」

(「いらない。」などと言えない空気。)

「なんだったら、妹はどうだ?」


貴族と血縁なんて面倒にも程がある。

丁重にお断りした。


「では、この件貸しとさせて頂きましょうか。」

「貸しとな?」

「今回、冒険者にも貴族にも解決出来ない事件を解決しました。その報酬を今ではなく、こちらが望んだ時に受け取りたいのです。」


【話術】をフル活用して説得開始。


「そのため、当主殿には一筆「借りを作った」と書いて頂きたいのです。貴族である貴方自身の誇りにかけて。」

「なるほどな。」

「勿論、利子はとりませんし、今回の貸しと同等の要求しかしません。」

「分かった。それで行こう。」

「ありがとうございます。」


これで領地持ち貴族に貸しを作った。

いつか役にたつだろう。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方D

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B(up)、遠視B、黄金率D

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