歓迎会
「支度が整いました。食堂にいらしてください。」
メイドが俺を呼びに来たので、作業を中断し、九十九神達を集めるために若執事(仮名)と屋敷内を一周する。
「やっと来たか。待ちくたびれたぞ。」
「これ。」
「構いません。こちらこそ、遅くなりました。」
食堂に入ってすぐ声をかけてきたのは、着飾った10代前半の少女。
マガチット殿の娘のようだ。
言葉遣いを注意されたが、俺はそのままでいいととりなす。
テーブルには、右奥から当主、夫人、息子、娘と座っており、娘の前にハジメ、俺は息子の前に通された。
夫人は、エレミー・イア・アムル。
息子は、ビックル・ピンニ・アムル。
娘は、ノーラ・モノス・アムルという名前だ。
「では、ささやかではありますが、我らアムル家と二人の来訪者の出会いを祝して。」
「「「「乾杯。」」」」
マガチット殿の音頭で夕食会が始まる。
と言っても大したものではなく、貴族一家の夕食に俺とハジメが招かれただけのものだ。
「そこでこのわたしが犯人を指差し……、」
ハジメは、自分付きのメイドに武勇伝を語っている。
「ガイ殿。貴方の従者の使っていた刀、結構な業物とお見受けする。是非、譲って欲しい。」
「息子は武具に目がなくてな。無理なら断って下され。」
「確かにあれは譲れません。その代わりに一振り造りましょう。」
「なんと!鍛冶が出来るのか!」
「ガイ様は、道具を生み出し使役する、道具使いだそうです。」
息子に食い付かれ、若執事に後ろを塞がれた。
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方D
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術C、遠視B、黄金率D




