もてなし
「伝説に聞く来訪者を二人もお招き出来るとは、次回の社交会で自慢出来ます。」
領主…マガチット殿はご機嫌のようだ。
「失礼します。お飲み物をお持ちしました。」
「うむ、入りたまえ。」
盆に飲み物やお菓子を載せ、持ってきたのは二人のメイドだ。
(やはり貴族。居て当然か。)
ハジメはすっかり見とれている。
「失礼しま…きゃっ!」
メイドの一人が飲み物をこぼしてしまった。
「申し訳ありません……。」
「いったい何をしているんだ!」
穏やかさが一転、怒鳴り散らすマガチット殿。
「この方達は上級貴族にも劣らない賓客なのだぞ。機嫌を損ねられたらどうする!」
萎縮するメイドの首にはまる首輪がひかる。
よく見ると、もう一人の首にもはまっている。
(奴隷ってやつか。)
「すぐ片付けろ!ふぅ、すみません。我が家の使用人が粗相をしてしまい。」
「今のメイド達、奴隷…ですよね?」
ハジメがおずおずと訊く。
「不当な扱いとか……。」
「奴隷に情けをかけるとは、優しい方だ。安心ください。我が家では、種族性別問わず非人道的な命令はしておりません。」
「そうですか。」
ハジメは安堵した様子だが、
「我が家では、ですか。」
「ガイ殿は賢明でいらっしゃる。」
やはり奴隷の扱いは、主次第のようだ。
奴隷のいる世界です。
合法も違法も。
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方D
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術C、遠視B、黄金率D




