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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第4章 南へ
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人殺し

ナイフを持つ右手を斬り落とす。


「ひっ。」


痛みはないだろう。

右手も徐々に再生していく。

殴りかかって来るから、左足を膝から下を斬り落とす。


「ぎゃっ。」


バランスを失い、うつ伏せに倒れる。


「やっ、やめ…、」


無抵抗の背中に何度も突き刺す。


「このっ。」


起き上がろうとするその両手を斬り落とす。

支えを失い、再び地に伏せる。


「はぁ。つまらない。」


終わらせようと、振り上げる。


「ごめん。やめて…くれ。」


降り下ろす。


「ごめん。かあさ…。」




「すまない。嫌な役回りをさせたな。」


いつの間にか、後ろからハジメが言ってくる。

俺が斬り殺したキキョウの死体は、煙のように消えていく。


「見たか。来訪者(トラベラー)は、この地に骨を埋める事が出来ないらしい。」

「……。」

「殺人鬼は死んだ。大々的に発表すればいい。それが名探偵の役割だろ。」


何も言わないハジメを置いて、宿に向かう。




(人を斬り殺した。)


悪を成敗した喜びも、人殺しの虚しさも感じない。

強さへの愉悦も、死した魂への恐怖もない。


(なんか、不快だ。)


ただあるのは、手にこびりつく不快感のみ。

自分を罰する意味はない。

だが、正当化も出来ない。


(寝るか。)


妙に静かだと思ったら、いつもは騒がしい九十九神達が一切話しかけてこない事に気付く。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方D

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術C、遠視B、黄金率D

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