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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第3章 放浪
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ダンジョン攻略 -深奥層6,7-

今回も長くなりました。

お付き合いください。

大罪もあと2つ。

次の部屋は茶色一色、そして巨人が鎖で繋がれている。


「羨ましい。自由な貴様らが羨ましいぞ!」


鎖を鳴らしながら、巨人は叫ぶ。


「動けないようですわ。先を急ぐのは、どうですの?」

「解放したら、襲ってきそうなのだ。」


二人はそう言うが、俺は正反対の印象を持った。


「いや、恐らく嫉妬なんだろうが、無理がある。」

「それは…、」

「どういう事なのだ?」


無理矢理鎖で押さえつけて、「自由」に嫉妬させる。

それでは巨人の内側からの嫉妬とは、思えない。


「鎖を外したい。」

「ふぅ、止めても聞かぬのだろう。」

「サポート致しますわ。」


許可を貰い、ザンキを抜く。


(斬鉄。出来ないとは、言わせん。)

(私は、主君の刃。主君が斬りたい物が私の斬れる物です。)


頼もしい言葉を受け、巨人を縛る鎖を断ち切る。


「おぉ、自由。自由だーー!」


音の暴力に思わず耳を塞ぐ。


「助かったぞ、小さき人!この巨人族のゴーダナラ、受けた恩は絶対忘れん!」


耳を塞いでなお響く声の中、


「キョウヤ、ポイント、巨人、外。」


なんとかそれだけを張り上げる。




「嫉妬が居なくなったから、外部から無理矢理引きずり込まれたんだとか。」


巨人…ゴーダナラが居なくなった部屋で、情報を確認する。


「ところで、進みますの?1度、外に出ますの?」


ゴーダナラが使った転移ポイントを見ながら、ホタルは言う。


「進もう。後もう少しだ。」


次は、97フロア。

恐らく、傲慢の間。




「まったく情けない奴らめ。」


俺達が部屋に入った途端、中央に浮く小型の天龍(スカイドラゴン)が語りだした。


「どいつもこいつも、こんな弱そうなやつらを倒せないとは。」


小龍の語りは続く。


「あいつらは、戦闘経験が無さすぎた。だが、オレに死角は無い。何故ならば……。」


こちらなど意にも介さず、自慢を続ける。


「仮にも(ドラゴン)。まともに相手をするのは、まずい。」


それを無視し、ひそひそ作戦会議。

相手は死角は無くとも、油断だらけ。


(戦闘経験が無いのは、お前も一緒のようだな。)




「分かったか。貴様らがどうあがいても、オレには絶対勝てん。」

「はい。なので、細工をしました。」

「なっ、何だこれは!」


小龍の周りは【結界】で覆われ、更に弱体化の呪いがふんだんに刻まれている。


「こんなもの……、壊せない…だと。」

「ペラペラと長話している間に、じっくり準備したからな。」


弱ったところを龍の因子を持つザンキで逆鱗を一突き。

だめ押しとして、キョウヤに首をはねさせた。


「呆気なかったな。」

「こやつが言ったように、戦闘経験が無さすぎなのだ。」

「強欲と暴食の方が強敵でしたの。」


他は自爆したり、封殺出来たから強いという感想が無い。


「七つの大罪はこれで最後なのだ。」

「98は、数字上切りが悪いですわ。」


まだ何かある。

三人共通の認識をもって、真っ白な部屋を出る。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手B、威圧B、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方D

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S

能力(スキル):間合い取りA、幸運C、武士B、鑑定B、鍛冶師C、エンチャンターA、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具作成A、仕立て師C、調薬A、応急措置B、薬物耐性A、話術C、遠視B

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