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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第3章 放浪
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ダンジョン攻略 -突入直前-

俺達は思い付く限りの準備をし、ダンジョン…バドラの入口に来ている。


「扉が、浮いている。」


ファンタジーでなければ、目を疑う光景だ。


「ダンジョンの入口は、こうした不自然な扉ですの。」

「それでも、町中では一般人が入ってしまうため、優先的に攻略される。一方、郊外になるほど人が集まらないため、野放しになるのだ。」


そして、脅威過ぎるダンジョンは、隔離・放置されると言う訳だ。


(周りに人が誰もいない。)


扉の前には、俺達三人だけだ。


「立っているだけでは、何も始まりませんわ。」

「そうだな、ここをポイントにするのだ。」


ホタルの言葉でキョウヤは、足元に模様を描き始める。


「何をしている?」

「【呪術師】のマーキングですの。意味は、転移。」

「! ワープポイント。」

「ご明察。」


ホタルは嬉しそうに頷く。


「描けたぞ。ホタル、頼む。」

「はい。」


今度はホタルが、ポイントに何かしている。


「我の描いたマーキングが消されぬよう、結界を施しているのだ。」


キョウヤの説明に納得する。


「出来ましたわ。これで設置は完了ですの。」

「さすがだ、ホタル。いつ見ても見事だ。」

「いいえ。キョウヤの術が有ってこそですわ。」


また、イチャつきだす二人。


(一仕事の度にこれか?)


緊急避難や再挑戦が楽になったのは確か。

その実力は十分に信頼出来る。


(時間をかければ、攻略出来るかもな。)


俺は一人、攻略に希望を感じた。

彼らも十分チーターです。




能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手D、威圧C、気配遮断A、木工技師D、料理B、罠設置D、平衡感覚B

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S

能力(スキル):間合い取りB、幸運C、武士C、鑑定B、鍛冶師C、エンチャンターB、精神防御(マインドプロテクト)C、魔具作成A、仕立て師C、調薬B、応急措置C、薬物耐性B、話術C、遠視D

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