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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第3章 放浪
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同胞?

第2部スタート

登場人物は、来訪者(トラベラー)が多めになります。

(は~。どうしてこうなった。)


俺は今、魔物の大群の包囲されている。

どれもこれもゴブリンのようにはいかないやつばかり。


(参った。全てはあれのせいだな。)


あれは、10分前。




町を出てから、ふらふらと放浪の旅をしていた。

【鑑定】によって、食べられるか否かが判別出来た事。

鍛えた刀技と弓技は、魔物に通用した事。

などから、気楽に旅が出来ていた。


(見渡す限りの草原。そろそろ次の町が見えても良いんだが…。)


目的地がないので、とりあえず「あっちに他の町」をつなぐ事を目的にしていた。


ガサッ


「ん?」


物音の方を見ると、一匹の犬。


(魔物だな。いつものように「未知には、出方をみる。」)


短い旅暮らしで俺が決めた方針だ。

事実、命拾いもした。

だが、


(人面犬?)

(だめです、リーダー!早く倒して下さい。)


リブラの忠告が飛ぶ。

だが、一瞬遅かった。


「ニンゲンだーーー!!」


人面犬の鳴き声(?)に魔物が集まってくる。


(魔物を呼ぶ能力!?)

「ニンゲンだーーー!!」

「ニンゲンだーーー!!」

「ニンゲンだーーー!!」


魔物の群の中に、他の人面犬もいたのだろう。

みるみる周囲は魔物だらけに。




そして、今。

人面犬は逃げたようで、これ以上増える事はない。


(十分ピンチだがな。)


俺に一撃多倒の技はない。


(ザンキ、一点突破する。後方頼む。)

(了解した、主君。)


そうして、突撃の構えを見せた時、



「イン○ィグネ○ション!!」


聞き覚えのある魔法と、一瞬の光と雷鳴。

光が空け、目の前に映ったのは、ボロボロの魔物達と、


「あたしの名前は、アリスティア・エメロード・エルダーウッド。またの名を、魔法少女アリス。」


魔法少女だった。

道中、ランクアップは、していません。




能力(スキル)一覧


変化なし

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