表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第10章 目覚め
199/302

シャッガイの町並み

根源職(アルティメットジョブ)を目指す。

……は良いが、俺には他にもやる事があった。


(無事、シャッガイに入国したな。調査開始。)


対立するシャッガイについて調べるのも、その一つ。

そういう訳で、シャッガイの首都 ソルミナにやって来た。


(門はあったが、監視塔だけで門番は無し…か。そして、門を潜ればスラム街。)


路上で座り込む人や物陰に隠れる人。

堂々と歩いているのは、兵だけだ。


(来る者拒ます、去る者追わず、逆らう者はけして逃がさず。ってところか。)


巡回兵は、こんな所一秒も早く行き過ぎたいとばかりに、足早に去っていく。


(カモフラージュに作ったマントが役にたった。)


エンチャントを一切かけず、むしろあえてボロくした事が幸いした。

おかげで周囲に上手く溶け込んだ。




国家運営には、区別が必要だ。

ヴァーキナで言えば、平民と貴族。

昇る事も堕ちる事もある階段の関係だ。

マシボノでは、強弱。

体の強弱、技の強弱、そして、心の強弱。

見方が変わると結果が変わるこれは、区別されているようでされてない、正に混沌。

ロイツならば、種族だろう。

それぞれで陣を張り、その間で交流する。

謂わば、境界線だ。

さて。

シャッガイで言うと、それは信仰のあるなしだ。




「駄目だ。洗礼無き者を通す訳にはいかない。即刻立ち去れ!」


スラムと中央を分離する立派な門には、屈強な門番がついていた。

そして、教徒以外は一切の例外なく、追い返される。


(この扱いを表すなら、溝。区別ではなく差別だ。)


シャッガイは、奴隷のいない国と言われている。

しかし、ほったらかしと言う扱いを見ると奴隷の方がマシな面も多々見られた。


(魔物の大群が押し寄せて来たら、スラムが襲われている内に対策を練るんだろうな。)


因みに、ソルミナ以外で人が住むのは、防衛力の弱い村ばかりだ。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):豪商 技能(アビリティ):看破B、 交渉術C、 黄金率B、 量産B、 計算C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、射手A、覇気C、隠密C(up)、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)A、魔具師C、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、千里眼D、漁師D、解体B

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ