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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第8章 社会活動
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天龍落とし -一撃-

戦いは意外な程に順調だ。


(物理と魔法、二人のアタッカーがガンガンダメージを与えている。城の守りも十分で、攻撃組のダメージ管理も二刀のガーディアンと歩く大病院のおかげで問題ない。弱体化も短時間とはいえ効果あり。その一瞬の奇襲も出来ている。)


だが、良すぎる時は大抵落とし穴が待ち構えている。

俺は正体不明の危機感を感じていた。




「おのれ!小さき人間が絶対たる龍を追い詰めるなど、あってはならぬ!」


龍の口元に集まりだすエネルギー。


「来るぞ。ブレスだ!」

「消え、去れ!」


見誤った。

ホタルの結界に完封されていたため、ブレスの威力を計り間違えてしまった。


「ぐっ……。」


まずユウシが直撃を受け、墜落。

その治療の為に、スノーも場を離れる。


「sorry.」


続けてジェシーが余波を受けて距離を取る。

ダメージは深くないようだが、動けない。

タケルも同様に余波を浴びたが、持ち前の回復力で復活している。


「一撃で戦力半減か。すまない、俺の計算ミスだ。」


残るは、呪術師(キョウヤ)武人(タケル)魔法少女(アリス)と俺。

天龍(スカイドラゴン)は、手負い。

ダメージは蓄積されているはずだが、今の一撃で勢いと冷静さを取り戻してしまった。


「なるほど、誉めてやろう。だが、これで終わりだ。命は助けてやる。今すぐ地に落ち、空を見上げて暮らすがいい!」


勝利を確信して、高笑いする天龍(スカイドラゴン)


「認めないわ。」

「なんだと?」

「最強はあたし、魔法少女アリスよ!龍が何?翼トカゲが偉そうに。」


このような状態になってもアリスはぶれない。


「トカゲだと!よくもあんな下等種と一緒にしてくれたな!」


そして、有利な状況下でなお挑発に弱い龍。


「決まりだな。」

「ガッハッハ。もとより敗走など存在しない!」

「だが、どうするのだ?」

「三人とも、しばらく水晶を持って回避だ。作戦を改める。」


反撃開始。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):豪商 技能(アビリティ):看破B、 交渉術C、 黄金率B、 量産B、 計算D

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師C、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、千里眼D、漁師D、解体B

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