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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第8章 社会活動
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天龍落とし -開戦-

「ようやく出てきおったな、翼なき者どもが。空は貴様らごときがいていい場所ではないわ!」


結局、俺達は天龍(スカイドラゴン)に挑む事になった。

作戦は、完全に俺に一任。


(まったく、面倒な。)


傲慢な龍は、隠匿を解除したら色々喋って来ると思っていたら、案の定。

これで、各員の準備が間に合う。

俺はそれまで龍の相手だ。


「では、落としてやろう。仮に死んでも、報いとして受け入れろ!」

「落ちるのは、お前の方だ。天龍(スカイドラゴン)!」


ジャルに乗り、龍に向かう。




生兵法は怪我の元。

そんな言葉がある。


「俺に戦況の先読みとか期待するな。俺に出来る事は、精々役割を割り振るだけだ。」


作戦立案を任された時に、一番に言った言葉だ。




「一薙ぎにしてやろう。」

「させない!」


横薙ぎに迫る龍の尾を、エアボード上のユウシが二刀で受け止める。




「ユウシはガーディアンだったな。龍の物理攻撃の防御、あるいは、払いを任せる。一番敵に近い位置になる。出来るな。」

「はい!」




「小癪な。だが、その程度の守り、打ち砕いてくれる!」

「守りを打ち砕くのは、俺様だ!」


タケル渾身の拳が龍の鱗を貫通し、ダメージを与える。




「タケルはとにかく殴れ。エアボードをやるから、ヒット&アウェイで殴り続けろ。」

「シンプルで分かりやすいぜ。任せろ!ガッハッハ。」




「おのれ……。そんなに怒らせたいか!ならば、その大事そうな浮遊物。我が必殺のブレスで撃ち落としてくれるわ!!」

「結界を展開致しますわ!衝撃に備えて下さいませ。」


城の端に立つホタルの防御結界が、強烈なドラゴンブレスを防ぎきる。




「龍を倒しても、城が落ちては意味がない。物理は飛行班がなんとかするとして、問題はブレスだ。」

「分かりましたわ。わたくしの結界で防いで見せますわ!」


出だしは好調。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):豪商 技能(アビリティ):看破B、 交渉術C、 黄金率B、 量産B、 計算D

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師C、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、千里眼D、漁師D、解体B

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