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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第7章 王都
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遭遇 その3

「ただいま戻りました。」


王子の相手と狩猟任務を終え、侯爵邸に戻って来たのは、日がすっかり傾いた時間だった。


「あら、こんにちは。」


返ってきたのは、聞き覚えのない女性の声。

そちらを向くと、夫人とカトレア、そして、初対面の女性が午後のお茶会と興じていた。


「はじめまして。あなたがガイさん?」

「はい。侯爵家に居候させて頂いております。冒険者のガイです。以後、お見知り置きを。」


「二度ある事は三度ある。」と言う言葉がある。


「これはご丁寧に。私はアンジェリカ・アルバス・ヴァーキナと申します。」


予想通り、この女性こそヴァーキナの王女だった。





「この国の王族は、結構足が軽いのですね。」


俺は夫人に誘われ、お茶会に参加することになった。

王女とカトレア侯爵令嬢は会えば気軽に話す仲だそうで、このようなお茶会も結構頻繁に行われているらしい。


「兄様達と会われたのですね。確かに私達は、一般と比べたらそれなりに自由にさせて貰っています。」


図書館を歩いていたり、外国に行こうとしたり、臣下とはいえ供を連れずに他人の家でお茶したり。


(どうせ、物陰で護衛が待機しているのだろう。第一王子は不要そうだったけど。)


何気に民衆に近い印象を持った。


「お姉さまは王家でも特に皆の幸せを望んでいるの。お姉さまが王様になれば良いのに。」

「私は王となる兄を支え、国のためになる結婚が出来ればそれで良いのよ。」


カトレア相手だからか王女様の言葉使いが柔らかくなる。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D、解体B、量産B

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