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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第7章 王都
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王立大図書館

侯爵家のお世話になって、一週間。

俺は侯爵家と親睦を深めていた。


「面白いな。このショーギと言う遊戯は。」

「俺の故郷で人気の遊びです。」


この間に、来訪者(トラベラー)だとバレた。


(俺は隠し事に向いていないのかもしれない。)


特に、隠す事が戦略的に重要でない時はボロボロだ。


「よし!王手だ。」

「強くなりましたね。」

「最初は全然勝てなかったからな、っと。」

「詰みですね。」


侯爵は呑み込みが早かった。


「冷静で常に奥の手を隠し、知識と技で何でも造り出す。ガイ君、君は商人の方が向いていると思うのだが、どうかね?」

(商人か。)


単なる思いつきだった様で、侯爵は更に薦めてこなかった。


「ガイ様。そろそろお時間です。旦那様もお仕事に戻って頂きます。」


ショーギを片付けて、侯爵は書斎。

そして、俺は図書館に向かう。





王立大図書館。

貴族や金持ちの子供が通う学術機関の一施設。

学習棟などと違い、許可さえあれば誰でも入る事が出来る。


(侯爵に許可を取ってもらって一週間。まだまだたくさん未読本があるな。)


俺は、開館時間中この図書館に入り浸り、知識を貪っている。


「見かけないやつだな。お前何者だ?庶民がいていい場所じゃないぞ。」


高そうな服を着た四人の男女に行く手を塞がれる。

偉そうな男が一人。後は取り巻きのようだ。


(俺より少し若い。ここの学生か。やっぱり居るのか、傲慢系貴族。)


揉め事は面倒だから迂回するルートをとる。

学生達は俺を逃がす気がない様で、追いかけてきて取り囲む。


「さて。この不法侵入者をどうしようか。」


完全に決め付けてかかっている。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D、解体B、量産B

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