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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第6章 亜人の国
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暗躍する者

ロイツ大陸中央部。

ここには、族長が一堂に会して今後の運営を協議する大会議場がある。

会議が行われる間、会議場周辺には出店が立ち並び、族長の護衛から観光客まであらゆる人が行き交っている。


(日本の縁日みたいだな。これ。)


俺がここに来た理由は、観光だけではない。

水棲族の村を出てすぐ……、





「やあ。久しぶり♪」

「どこかで会ったか?」


見覚えがない男に親しげに声をかけられて、警戒する俺。


「しばらく会わないと、みんなボクの事忘れちゃうな。人類最低の詐欺師としては、便利だけど♪」

「! ジョン・ドゥ。」

「そうだよ♪」


マシボノで会った顔なき詐欺師の再来だった。


「【無貌】だもんな♪だーれもボクがわからない。強欲な暴君を焚き付けても、住みかを逐われた盗賊に囁いても、だーれもボクに気付けない。力に酔った人をおだてても、ね。」


マシボノを始め、直近の出来事の関与を自供する。

とても楽しそうに。


「ボクは、ナイアルラトホテップ♪気が付かなくても、そこにいる。」


ジョンの気配が薄れていく。


「弱者の味方、悪者の味方。虐げられる者はボクの物♪」


警戒していたつもりが目の前にはもういない。


「今度はちょっと大きな事をしようかな♪」





ブラフかもしれない。

マジかもしれない。


(詐欺師を自称するやつの言葉を真に受けるのもどうかとは思うけどな。)


それでも、念のためにやって来た。

円卓会議がまもなく始まる。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D、解体B、量産B

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