表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第6章 亜人の国
122/302

ロイツの子供達

「はー、兄ちゃんって強いんだな。」


子供たちを送り届ける途中、元気を取り戻した熊の獣人の少年…テッドが憧れの目で見てくる。


「備えあれば憂いなしってやつだ。「もしも」をいつも考えて行動している。」

「はー、よく分からない。」


子供には少し難しいようだ。


「お兄さんって他には何を持ってるの?」


続いて、狼の獣人の少女…ハユが訊いてくる。


「特に面白い物は無いぞ。」

「そうじゃなくてね。薬が有ったら分けて欲しいんだ。」

「薬?どこか怪我したか?」


先程の野盗に傷でも負わされたかと思ったが、どうやら違うらしい。


「この子、カナカって言うんだけど。カナカのお父さんがね、怪我で動けないの。」

「そうなんだよ、兄ちゃん。だからみんなで薬草を探しに来たんだ。」


テットの補足を聞きながら、ハユは自分の後ろに隠れている水棲人の少女…カナカを前に引っ張り出す。


「あの……、よろしく……お願いします……。」


消え入りそうな声だ。


「薬草探しぐらいおれたちで十分だ。見ず知らずの人間だぞ!しんようできねぇ。」


唯一非友好的な態度をとるのは、翼人の少年。


「名前は、なんと言うんだ?」

「あんたになのる名前はない!」

「はー。こいつはケリィ。悪いやつじゃないんだ。」

「おい!テッド!」


すっかり嫌われたようだ。

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D、解体B、量産B

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ