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異世界を九十九と一人旅  作者: 書積 詠人
第5章 南大陸
110/302

改革始末

俺の一言で芽吹き、根付いた麺文化は、足止めされていた商人や冒険者によって、世界中に広まっていくだろう。


「お久しぶりです。ガイ様。」

「こんにちは。リマナさん…でしたよね?」

「はい。ゴードンに捕らえられ、陛下とガイ様の活躍により解放。今は陛下の元、宰相として政治を執るリマナです。」


焼きウドンを食べているところに来たこの美人が、彼女自身が言う通りタケルの側近だ。


「耳に入っていると思いますが、不当に集められた木材は相場より安い価格で市場に放出。商船、交易船の修復は順調との事。罪なく奴隷になった者も賠償金を払い解放済みです。賠償金は没収したゴードンの資財から払っているため、国庫は揺らいでおりません。」

「タケルの統治も滑り出しは順調か。しかし、なぜ俺にこの話を?」


この国において、俺の立ち位置は腕のたつ旅の冒険者だ。

間違っても政治に関わる事はない。


「陛下は執政全てを私に一任。今日も治安維持と挑戦者の相手をしており、報告に耳を傾けて下さいません。……陛下のために頑張っているのに。」

「要はタケルに褒めて貰いたいんだな。」

「そっ、そんな事ありません!」


リマナはタケルに惚れている。

冷静優秀な雰囲気を出しているが、タケルの話題を出せば簡単に素が出る。


「よ!リマナ。ガイも一緒か。」

「陛下!どうしてここに!」

(噂をすれば本人。)

「腹減ったから飯にな。リマナは昼はまだか?」

「はい!」

「よし、一緒に食おう。いつもありがとな。」

「陛下のためならば、これくらい。」


俺は食べ終わったから席を離れる。


「ごちそうさま。」

能力(スキル)一覧


天職(ジョブ):レンジャー 技能(アビリティ):射手A、覇気D、隠密D、木工技師B、料理A、罠設置B、悪路歩方C

加護(ギフト)九十九神(つくもがみ) 技能(アビリティ):人格投与S、擬人化S、具象化S

能力(スキル):縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御(マインドプロテクト)B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D、解体B、量産B

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