戦神ヘラクレス
「チャンピオン・タケルがラッシュラッシュラッシュ!一方ガイ選手、危なげなく全回避!戦況は、まったくの互角!!」
試合開始から十数分。
流れるような連打を仕掛けて来たタケルが、初めて距離を取った。
「強いやつに会えて嬉しいぜ。これなら、武器を使って良いな。」
そう言ってリングの外に置いてある箱を開く。
中には多種多様な武器が詰め込まれていた。
「それ全部がお前の武器か?」
「おうよ。俺様の加護、ヘラクレスには【武芸百般】ってのがあってな。どんな武器でも使いこなせるんだぜ!」
タケルが取り出したのは、大太刀。
刀術勝負を挑んできた。
「大和武を名乗り、なおかつヘラクレスの力を持つか。暴れん坊だな。」
「それが、俺様だぜ!」
タケルが目の前に迫り、刃が走る。
俺は瞬時にザンキを抜き、大太刀とかち合わせる。
「おお!受け止めたか!」
「自ら造った一振りに、身体強化のエンチャント。これが俺の闘い方だ。」
それでも徐々に押されているのが分かる。
「良い機会だから訊こう。なぜゴードンの護衛をしている?」
「そう言えば訊きたがっていたな。大した理由じゃねぇよ、ただ強いやつに会いやすいからだ。」
「なるほど、それほどゴードンは恨みをかってるのか。じゃあ、負けた人が奴隷に堕ちているのも知ってるのか?」
「あぁ。だが、俺様の頭じゃ救えねぇし、追っ手に強者がいるかもで何もしてねぇや。」
「助けられるならば助けたいと。」
「何を考えているんだ?」
そろそろ腕もきつい。
やはり、こいつは強い。
「実は、俺はお前に王になって貰いたいんだ。」
能力一覧
天職:レンジャー 技能:射手A、覇気D、隠密D、木工技師D、料理A、罠設置B、悪路歩方C
加護:九十九神 技能:人格投与S、擬人化S、具象化S
能力:縮地D、幸運A、武士A、鑑定A、鍛冶師C、エンチャンターS(max)、精神防御B、魔具師D、仕立て師C、薬師D、応急措置B、薬物耐性A、話術B、千里眼D、黄金率C、漁師D




