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信疑の恋  作者: 菜有なぅ。
4/11

ほんとのキモチ♡



それから私とるんは、ちょくちょくダイスケくんのところへ行くようになった。

清島の情報を得るため…はじめはそうだたった。

でも、行くたびにダイスケくんのことを知れた。


「ねえ、るん?」

「何?」

「今日は、ダイスケくんのとこ行かないの?」

「…。行きたいのー?(笑)

 いいよ、行こうか!♪」

「行きたいんじゃないしっ…」

必死に隠していた。

るんへも、自分へも。

でも、やっぱりばれてしまうのかな…。


私、もしかしたらダイスケくんが好きなのかもしれない、って…。





「ダイスケくーん♪璃菜とるんだよー。」

あたしたちがそうやって教室のドアから叫ぶたび、ダイスケくんは皆に冷やかされたいた。

「もう、やめてくださいよ~。目立ちすぎです。恥ずかしいしー。」

ダイスケくんは、照れながら笑った。


キュンッ


あれ?なんか今、心臓キュンとか言いやがった?

あん?怒

「ていうか、璃菜パイセン。くん付け、なんか落ち着かないんでー。

 ダイスケでいいっす。」

「ぇ…あ、そうだね!うん、そうするー♪」


ドキドキ♡


お?なんかドキドキとか…


いや、でも…もういい加減認めないと。

そう、あたしはダイスケくん…ダイスケが好きなんだ。


「で?今日はなんの情報っすか?あ、清島のなら、採れたてピチピチの情報ありますよ。」

採れたてピチピチって…魚かよっ!

「はは。ダイスケ、それ魚。」

るんが、ダイスケ…の肩をたたいた。

「ッ…。そうっすねー(笑)アハハ…。」

そう言いながらダイスケは、叩かれた肩をずっと見つめていた。

「あ、じゃあ俺いきます。情報、あとでで…すんません。」


…。

忘れちゃいけない。

ダイスケは、るんが好きなんだ。


それも、誰も奪い取れないほど強く………………………

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