いつもあそぶおもちゃは、いがいとすくない
「ふぉっふぉ。みんな、自由遊びの 時間だぞ!」
ネコノヒゲ長老が |おもちゃばこを あけました。 たくさんの 玩具が、ゴロゴロ 入っています。
みんな、楽しそうに 遊んでいます。
先生たちが、みんなが どの 玩具を よく 使っているか 見てみました。
おもちゃばこに 玩具は 100こ《ひゃっこ》くらい 入っています。
でも、みんなが 毎日 手に とって 遊んでいるのは…
ボールや 積み木など、すこしの 玩具(20こ《にじゅっこ》くらい)だけでした!
「ふぉっふぉ。どうやら 保育園の みんなは、ぜんぶで 100ある 玩具の うち…」 「たった 20こ《にじゅっこ》の 玩具で、ほとんど 遊んでいるようじゃな」
ニャーゴは びっくり。 「おもちゃは いーっぱいあるのに、すこしの おきにいりの 玩具で、ずーっと 遊んでいるんだニャ!?」
「そうじゃ」ネコノヒゲ長老は うなずきました。 「みんなの あそぶ《あそぶ》 時間を 大きく 作っているのは、数が少ない《すくない》 お気に入り 玩具たちなんじゃよ」
ポイント!
ぜんぶの 玩具の うち、ちょっと(20こ《にじゅっこ》)の 玩具が、
みんなの あそぶ《あそぶ》 時間の ほとんどを 作っているんだね!
「ふぉっふぉ。これが、世界の 不思議な 決まりじゃ。『2と8の 法則』とも 言うんじゃよ」 「少ない数でも、すごい 力を 持っておるんじゃな」
パレードの法則




