ながーいしっぽ
「ふぉっふぉ、みんな、おやつは 何が 好きかな?」 ネコノヒゲ長老がききました。
ニャーゴが 元気よく 手を あげました。 「ぼくは、やっぱり クッキーが 大好き! チョコが ついてるやつ、ニャ!」
トラくんは、おおきな 声で。 「ガオ! ドーナツ! あまくて、まるいのが いいガオ!」
ウサちゃんは、ちいさな 声で。 「あの…わたしは、にんじんの ケーキが、すきです…」
先生は、みんなの 好きな お菓子を 紙に かきました。
まず、たくさんのみんなが 好きな お菓子! それは、クッキーや ドーナツでした。 「わー! 山の てっぺん みたいだニャ!」と、ニャーゴ。
でも、保育園には、めずらしい お菓子が 好きな 子もいます。
ウサちゃんの にんじんケーキみたいに、すこししか 作らない お菓子です。
先生が、それらの お菓子を、人気の 順に ならべて 線で つなげると…
クッキーの おおきな 山の あとに、 ながーい、しっぽのような 線が、ずーっと つづいていました!
「わー! きつねさんの ながーいしっぽみたいだニャ!」と、ニャーゴ。
「ふぉっふぉ。そうじゃ」長老は 笑いました。 「ひとつひとつは 少ないけれど、この ながーいしっぽ(ロングテール)の お菓子を ぜんぶ 集めるとな…」 「大人気の クッキーや ドーナツくらい、おおきな 量になるんじゃよ」
ウサちゃんは、うれしそうに にんじんケーキを 見ました。 「わたしの 好きな お菓子も、みんなと 合わせると、おおきな 力になるんですね!」
「そうじゃ。みんなのちいさな 好きが、集まるとすごいじゃろ?」 「これが、ながーい しっぽの 不思議な 力じゃよ」
ロングテール




