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健康ランド大冒険!!!

「いや、そんなとこに隠しとんかい!!」


私の叫びが響くダンジョン、またの名を健康ランド。この前ゴブリンロードのおじちゃんと話したとこあるじゃん?あの奥何があったと思う?





正解は魔王城の喫煙所への転移魔法陣。


「おじちゃん、もしかしてタバコ吸ってる?」

「い、いや、吸ってないぞ。魔王様に1本どうだ?と誘われただけで。そこからは吸ってないしな」


私は笑顔でタバコを差し出す。


「これ、パパの銘柄と違うんだよね。パパのはロング、こっちはボックス。長さ短いからいいと?『禁煙』しとく?」


「お嬢。お慈悲を」

縋り付く、ゴブリンロードのおじちゃんに「ダメ、ここは健康ランドになるんだから。タバコなんて吸っちゃったら不健康ランドだよ。だからここは『禁煙』。タバコには火がつかないよ。だから吸うなら魔王城に転移してから吸ってね。違反はしようがないし。分煙。あと、ママに連絡しなきゃな。パパのタバコ隠してたよって」


「お慈悲を。お母上様は無駄を嫌うお方。このままではタバコミュニケーションがなくなってしまう。我々の娯楽がぁ」

泣き喚くおじちゃんに「なら、これ。ここでは『禁煙』させるから、かわりに村の方で村の人と遊べばいいと思う。酒好き多いしね」とかわりを提案する。


ただ禁止するだけじゃ、息が詰まってしまう。だから、かわりの提案。早速村人達に紹介しに行こうかな。おじちゃん結構力持ちだし、お酒も詳しいし、人間達の文化にもそれなりに詳しい。


で、私はギルドに転移した。ゴブリンロードのおじちゃんと一緒に。


「マリーさんただいま。こちらがゴブリンロードのおじちゃん。瘴気力発電所の管理任せようかなって。召喚術とか詳しいし、魔物出た時の戦力にもなるし、お酒好きと語り合うにもいいよ」


「あんた珍しい肌の色やねぇ。緑ってなかなかねぇ」と爺婆が語り合ってた。私は「まぁ、肌の色はペンキとか絵の具塗ったら一緒やし、結構面白いおじちゃんだよ」と返しておく。


爺婆が「まぁ、アリスちゃんの知り合いってことは家電壊れたときに便利そうやけん、ええよ」という結論に達していた。


可哀想に。また、家電要員増えたなぁ。そのうち家電を人間界に売るなんていう量販店になるかもしれない。


私は冒険者!!!アリスであって家電量販店!!!!アリスではない。あと、家電修理店でもない。最近このサンティーゴシティーでは、家電のお嬢ちゃんと呼ばれてる事を知っている。私だって女の子だし、可愛い子と付き合いたいし、イケメンならイケメンでいいよね。


あ、でも、前世的にイケメンは無いなぁ。遊んでそうでチャラそう。家庭の安定とは違いそうだから。私は安定でいいの。


冒険者!!!だけど。



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