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召喚爺の異世界奇譚

恐怖の黒蜘蛛

作者: ナリチカ

20代後半の頃、仕事の関係でいつも朝6時に家を出て、帰りは夜の9時・10時に帰宅して、母親が作り置きしている夕飯を食べ、お風呂に入り

自室に行き布団を敷いて寝ると言った生活を送っていました。

ある日、いつもと同じ様に布団を敷いて、電気を常夜灯にして布団に入ってふと横を見ると。

真横に化け物じみたでかい黒い蜘蛛がいて、私はビックリして飛び起き近くに有ったほうきを取り、蜘蛛を叩き潰し塵取りで取りゴミ箱に捨てたのですが。

でかいと言ってもどの位なのか分からないと思う。

実際そんなでかい蜘蛛を見た事無い人は、大半がそんなでかい蜘蛛存在しないとか、見た事も聞いた事も無いと言った反応である。

確かに人間は、自分の常識の範囲外の事は認め無いし、認めたく無いと言った人が多いと思う。

例えば、UFO見た事の無い人にUFOを信じろとか、幽霊を見た事の無い人に幽霊を信じろと言っても、なかなか信じて貰えない。

これらを踏まえ蜘蛛の話に戻します。

大きさは、手のひらサイズの身体に短めの足が有り、イメージ的に毛ガニを連想させた。

この日は蜘蛛を退治した後、他に別の蜘蛛が居ないか、変な虫が居ないか認して寝る事にした。

翌日いつもの様に仕事から帰宅して、いつもの様に寝る為自室に行き、布団を敷いて寝る時に、そう言えば昨日布団の横にでかい蜘蛛がいたなと思い、

横を見るとそこには、昨日と同じ様な大きさで同じ様な黒い蜘蛛が、同じ場所にいつの間にかいる。

昨日もそうやけど、いつ入って来ていつからそこにいたのか、全く気が付かなかった。

昨日の蜘蛛は叩かれるがままに叩かれていたが、今日の蜘蛛は昨日と違いほうきで叩きに行くと、ほうきを交わし私の身体目掛け飛んで来る。

私は反射的に身体をよじって交わすと、蜘蛛はそのまま開いていた押し入れの中に逃げていった。

私は慌てて襖を閉めて近くに有った殺虫剤を手に取り、襖を少し開けて殺虫剤を目一杯噴霧して再び襖を閉めて様子を見た。

少し様子を伺っていたが何の変化も無い、寝るのは少し怖いが諦めて寝る事にした。

あれから数日の間、又あの様な蜘蛛が出て来るのではないかと思い、ひやひやしながら過ごす事に成りました。

しかしあの蜘蛛は何だったのか、2日続けて同じ様な蜘蛛が、同じ場所に現れるとは今も謎である。


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