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徒然掌編集 零 ~あつまれ短編作品のMemento mori~

それは憂鬱な僕のエゴイズム

 ピンク色の閃光が、深夜の公園に眩く輝いた。

 瞬間のフラッシュが照らし出すのは、ピンク色の可愛らしい衣装をまとった少女――僕の姿。海老のような姿をした、特撮に出てくるような姿の異形、いわゆる『カイジン』が目のような器官を腕で覆い隠し。


 貫く。閃光が、カイジンを。


 瞬間、カイジンは爆発四散した。

 爆炎と轟音は瞬時にただの強風に変換される。

 なびく髪とスカート。未知の感覚に心を躍らせて、僕は月を見上げた。


 これは、僕が「精霊」になった日のことである。

 僕は知らなかった。これから起きる災難を。

 そして、公園の入り口でよく見知った少女が顔を赤らめながら戦いを観察していたことも――。

 

**********


 起きたら夜だった。そんな日が何日続いただろうか。

 しばらくスマホを見つめて、今日あったらしい出来事を淡々と咀嚼する。

 ツイッターを開いて、トレンドを覗き、今日も平和であることを確認。

 世の中ではオリンピックがやるとかやらないとか言われてるらしいが、僕にはもはや関係ない話だ。学校に行かなくなってから、他人とのかかわりをほとんどたってしまったといってもいい僕には。

 そうだ。僕は脱落者だ。社会不適合者。

 他人との関わりをなるべく絶って、辛いことからは徹底的に逃げて。その結果が不登校の昼夜逆転。

「気楽でいいね、あんたは」

 皮肉めいた声が、暗い部屋に響く。ああ、またアイツか。

「関係ないだろ。というかいい加減に押し掛けるのもやめてくれ」

 言いながら電気をつけると、そこにはやはり彼女がいた。

「やめるわけないでしょ。あたしはアンタの幼馴染なんだから」

「幼馴染だか何だか知らんが、いい加減うざいんだよ。早く寝ろ、ハル」

「わかってるわよ!」

 憎まれ口も慣れたものだ。昔はこいつとまるで恋人の真似事をしてたのが、もはや懐かしい。

「ご飯、リビングに用意しといたから。あと、いい加減学校来なさ……」

「うるさい。……わかったから。夜風に当たりに行ってくる」

 口やかましい、母親みたいなことを言ってくるハルを横目に、僕は公園へと出かけた。

「お前も早く帰って寝なよ。僕のことなんて忘れてくれ」

 捨て台詞みたいに、彼女に言い聞かせて。


**********


 僕って、いったいどうしてこうなんだろう。

 深夜、涼しい風が吹き抜ける。

 将来への不安が頭をよぎる。

 高校を中退こそしていないものの、半年以上通っていないことはそのまま履歴書などにも影響する。アルバイトなんて受かりもしないだろう。僕は無能だから。働けないやつに金が払われる道理なんてない。

 そもそも、こんな僕を雇う会社などあるのだろうか。雇われたとしてまともに働くことが可能だろうか。

 答えはノーだろう。もう自分には一つの道すらも残されてはいないのだ。

「はは、死にたいなぁ」

 空に向かってひとりごとをつぶやいた。

 死ぬほかに道なんて残されちゃいない。それはわかっている。けれど――どうして脳裏にハルの顔が浮かぶんだろう。

 ああ、アイツがいるからどうしても死ぬに死ねないんだ。

 生きてることを過大評価して、死ぬことを忌み嫌う。気持ち悪いがわからんこともない。しかし結局エゴイズムでしかない。

 彼女のエゴイズムの鎖に縛られて、僕は動くことすらままならない。

 がんじがらめ。いったいどうすりゃいいんだ。

 どうせ答えが出ることはない自問自答。公園までは徒歩一分。

 夜風。草が靡き、ざわざわと音を立てる。

 ひとまず木製のベンチに腰掛けて、目の前に立つ木をぼうっと見た。

 この木にも存在意義はあるのだろうか。愚問だ。あるからこそ植えられているのだろう。ならば、存在意義のない僕はこの木未満の存在なのだ。

 わけのわからない思考が脳内を支配して。

「ちょっと、隣いいですか?」

 少女の声が聞こえた。知らない、幼い声。

「あ、はい。どうぞ」

 少しだけ目が覚めたようだった。彼女を遠ざけるように、ベンチの端に寄って。

 隣に座った彼女は、あたかも天使のように見えた。

 幼女というよりかは、小学生くらいの少女というほうが正しいだろうか。しかし、その姿はおおよそこれが現実に存在するものだとは思えなかった。

 目を疑うほどの美少女。それが、夜中に、僕なんかの隣に座ったのである。

 ありえない出来事だった。

 いや、これは夢だ。そうだ。夢に違いない。

 思い込みつつ、しかし肌に感じる風の感覚は本物のようで。

 ……いくら夢だとしても、少女の隣に座るなどおこがましい。第一、職質にでも捕まったらどうするんだ。

 極めて冷静な思考により、僕はベンチを立つことにしようとして。

 いざ腰を上げたとたん、手首をつかまれる。

「ちょっと、お兄さんとお話がしたいんです」

 幼い声は明らかに僕をご指名していた。

「は、はあ。なんでしょう」

「時に、お兄さん。精霊って信じますか?」

「ウチブッキョウデスガ」

 宗教勧誘かよ。大人たちは幼気な少女に金稼ぎの片棒担がせてどうするつもりなんだ。

 一気にカタコトになりつつ白い息を吐くと、少女は「ちょ、宗教勧誘じゃないですよぉ!」と慌てた。かわいいな、とやけに素直な感想を抱いたのはおいておくとして。

「この世には精霊っていう存在がいてですね……」

 精霊がいて、その存在を脅かすカイジンという存在がいるとかそういう話、らしい。結構な長話だったので聞き疲れてしまった。

「……です! どうですか!?」

「すみません、ちょっとよくわかんないです」

「えー……」

 向こうも明らかに疲れてるみたいな反応。僕はため息を吐いた。厄介ごとはごめんだ。

「いいから、僕なんかと関わらずにおうちに帰って早く寝たほうがいいですよ。時間の無駄だし……友達と遊んでた方が楽しいでしょ」

「あなたってとっても親切で優しいんですね」

 いまそれ関係あるか、と言いたくなってしまった。けれど、次の瞬間、少女は僕の腕をつかんだのである。

「そんなあなただからこそ、やってほしい」

 僕を上目遣いで見上げる少女。その手を振り払おうとしたその時。

「ほら、来ました。『カイジン』です」

 さっきの話でちょくちょく出てきたものである。

「エービエビエビ。精霊、覚悟するがいい!」

 ……特撮とかによく出てくるような、怪人だった。

「奴です。カイジン十二号、コードネーム“シュリンプ”」

 番号とかコードネームとかあるんだ。ますますそれっぽいな……。というか。

「こいつ海老じゃん」

「そうです。海老です」

 海老だった。厳密にいえば海老がモデルであることが明確にわかるようなデザインだった。

「というかカイジンって怪人かいじん海人かいじんを掛け合わせてつけた名前です。今のところ魚介類型しか確認されてません」

 少女が説明した。それでカタカナ表記だったんだ……。いや海人ってなんだ。感心と疑問が渦巻いて。

「というかそれどころじゃないです」

「ああ、そうですか」

 とだけ答えて。

「エービエビ。なんだ、こいつは」

 シュリンプが笑いながら僕を見た。

 底知れぬ恐怖心に身体が支配されて。

「あっ、ちょ……」

 気が付いたら、脚を動かしていた。逃げていた。逃走していた。

 咄嗟につかんだ少女の細腕が、冷たくて暖かい。

 ……僕はいつもそうだ。逃げてばかりで、いつも何もしない。たとえ、それがほかの人を犠牲にするものだったとしても、躊躇なんてなくて。

 醜いエゴイストだ。優しさの仮面を被った愚者だ。

 アスファルトの上を一心不乱に逃げて。

「もうここまでくれば大丈夫か……」

 近くにある別の公園。そこのベンチに僕らは座って。

「いいえ、すぐに追いついてきますよ」

 茶々を入れる少女。ああ、手を引っ張ってきてしまったのか。

「でも、お兄さんはとっても優しいんですね。わたしを連れて逃げるだなんて」

「そんなことはない、ですよ。僕なんて……」

 いつものような愚痴を言おうとして、やめる。それを見た少女は僕の目を見つめて。

「そんな優しいあなたに、問います。……あなたは、自分を変える覚悟がありますか?」

 息を呑んだ。目を見開いた。そして、俯いた。

 自分を、変える。言うは易し、行うは難し。

 いままで僕は自分を変えることなんてできなかった。出来ていれば、こんなクズにはなりえなかった。

 怖い。自分を変えることが。どうなるかわからないことが。変わることが。

 怖い。

 恐怖心が拒む。「自分を変える」ことを。

 できない。そう結論付けて顔を上げた。

「……ハァ……ッ」

 向いた先。僕の右隣。

 少女は背中から胸部を貫かれていた。カイジン、シュリンプのハサミによって。

 貫かれた部分からは血と光の粒子があふれ出す。

「エービエビ。ようやくだ。しぶとかったなァ」

「はは、この程度じゃ死にません、よ……」

 そう言った少女の口からも血液があふれ出し。

 僕は反射的に行動していた。

「やめろっ!」

「やぁーめなぁーいよぉー」

 ねっとりとした声。嫌悪感。虫唾が走る。けれども、止めることなどできなかった。

 僕らの背後にいたシュリンプ。その腕を引きはがそうとした僕を、奴は三本の細い足で弾き飛ばしたのだ。

 地面に背中を打ち付けた。細かい砂が背中に突き刺さる。

「った……でも」

 目の前の殺されかけている少女を放ってどこかに行けるほど、僕も人の心を捨ててるわけではなかった。

 エゴだ。気持ち悪いほどのエゴが、あんなに嫌悪していた死を嫌うエゴが、衝動となって僕を突き動かした。

 少女が殺されてはいけない。目の前で命が失われるのを見たくはない。

 ああ、矛盾してる。さっきまで死にたいとかほざいてたはずなのに。

「う……らぁぁぁぁぁぁっっ!!」

 海老の化け物の懐にしがみついて、少女を突き刺しているハサミをちぎろうとあがいていた。

 しかし、人はあまりにも無力で。

「……邪魔エビ」

 また、弾き飛ばされた。

「もういいエビ。この精霊はコアを砕いたし、もうじき形を保っていられなくなるエビ。……やるかァ」

 シュリンプは少女から腕を引き抜いた。僕は慌てて彼女のもとに駆け寄る。

 抱きとめた小さなぬくもりからは命が零れ落ちているように見えて。

「大丈夫……なわけないですよね。すぐに警察と救急車を呼ぶから、それまで……」

「無駄、です。これは、人間にはどうしようもないもの……」

 そんな気はしていた。人間の身体から光の粒子がこぼれるようなことは、普通ならあり得ない。

「でも……っ」

「だめ、です。……でも、それだけで十分」

「え……」

 僕は目を見開いた。

 少女から漏れ出した命のようなもの――光の粒子が、僕にまとわりつき始めたのだ。


「……もう一度、意思を問います。あなたは、自分を捨てて新しい自分になる……その覚悟が、できますか?」


 一瞬の逡巡。けれど、もう答えは決まっていた。


「……はい」


 怖い。怖い、けど。

 動き出さないと、なにも変えられはしない。知らない自分を見てみるのも、そう悪いことじゃないなんて、柄にもないことを思った。


 返答と同時に、光が巻き上がり、僕に収束する。

「いまから、わたしとあなたは一つになります。……もう止められません」

 少女の身体は、光となって消えていく。風が、僕を巻き込んで、僕らを持ち上げていく。

「エービエビ……エビッ!?」

 シュリンプの驚く声が聞こえた。

 なにが起こったのかはわからない。けれど、僕は僕ではなくなっていく、そんな不可解な感覚を覚え――。


 風がやんだ時、そこには一人の少女がいた。

 ピンク色を基調とした可愛らしい衣装をまとい、赤茶色の長髪をツインテールに括った、主張の強い格好。しかし、違和感はない。むしろ、それこそが最適な衣装だと言わんばかりに、そのあまりに美しく可憐な少女は髪をなびかせた。


 ああ、僕は生まれ変わったのだ。瞬時に理解した。

 はためくスカート、なびく髪。超人的に強化された感覚は、ありえないほどに目の前の景色を鮮明に映し、目の前に直立する海老のかすかな生臭さすらもしっかりと感じ取らせた。

『お兄さん、ちょっと落ち着いてください』

 脳内に聞こえた少女の声で、僕は我を取り戻す。少し舞い上がっていた。

 すうっと息を吸って。

「ああ、落ち着いたよ」

 口に出した。

「エビ? 誰と話してんだ、そこのアマ。……見た感じ、精霊でも人間でもないようだが」

 シュリンプの疑問。僕にもわからん、と言おうとしたところで、少女の声が説明する。

『お兄さんは、半分人間で半分精霊という特異な存在になりました。わたしのコア――精霊の命の源です――を、そのままあなたに融合させたのです』

「一つになるって……そういうことですか」

『そう、わたしはあなた。そしてあなたはわたし。そして、精霊を守る戦士になったのです』

 ……戦士どころかすぐに戦死しそうだけど。

 まあ、いい。そう思えた。

「エービエビエビ! なんでもいいが、もうなんでもいい! 殺してやる……殺す!! 殺すぜェ!!」

 シュリンプの哄笑が響き渡って。

 瞬間、すさまじい速さでそいつは僕に迫った。

 ハサミを開きながら振りかぶり、鎌のようにして僕の首を切り裂こうとする。

 その間、わずかに一秒にも満たないはずだった。けれど。

「遅い」

 回避は余裕だった。

 ハサミが当たらぬように、体を後ろにそらしたのである。

 常人にはもはや理解が及ばないような瞬間の出来事すらも、いまの僕――いや、僕たちにとっては、あまりにも遅い出来事だった。

『イメージ、です。イメージでどんなことでもできます。なにしろ、わたしたちは』

「精霊、だから?」

『正解!』

 茶化しあって。

 ハサミが頭上を通り越した瞬間、上体を起こし、その勢いを使ってシュリンプに頭突きをかましてやった。

 しかも、触れたその場所から衝撃波を出して、奴をぶっ飛ばす。はは、楽しい。

 だが、海老のカイジンは地面にたたきつけられてなお、闘志を失わない。

「エ……ビィィィィ!! 許さん!! 許さんぞォォォ!!」

 シュリンプの装甲が赤く変色する。まるで茹でられたかのように。

 それだけ必死だったのだろう。熱気が、夏の炎天下のような熱気が、僕らのほうまで伝わる。

 彼は、仇を見るような眼で、僕を睨みつけていた。

『とどめを、刺しましょう』

 少女の言葉。もはや何のためらいも持たなかった。

 蚊を叩くのに、躊躇などいらない。それがたとえ、意志を持っていたとしても。

 僕は想像した。目の前にいるそれを一撃で葬るものを。そして。


「マジカル☆フラッシュ」


 必要以上の苦しみを与えずに、閃光は、その生き物の命を貫いた。


 カイジン――シュリンプは爆発四散した。派手なエフェクトと爆発音を立てて。


 その爆炎と音は風に姿を変える。近隣住民の迷惑になったら困る。

 そして僕は空を見上げた。

 これからどうなってしまうのだろう。

 誰も知ることのないその問いを月に投げかけながら、僕はため息を吐いて。

 ああ、疲れたな。

 僕はぱたりと倒れこんだ。


**********


 目が覚めたら、日の光が開きかけの瞳を刺す。

「っ……」

 わずかに呻き声。日光を見るのはいつぶりだろう。少々早起きしすぎたようだ。

 ……ちょっと待って、と僕の中の誰かが言う。微かな違和感。

 まず、こんなに早く目覚めても眠気がしないというのがおかしい。

 今までがおかしくてこの状態が正常なのだと言われればそれまでだが、異常な感覚が正常に戻るのにも時間が必要なはずだ。学校に通わなくなってから夜型生活に移っていったのも、徐々に睡眠時間をずらしていった結果である。

 これまでのように、夜に起きて昼間は寝るという生活リズムが一晩で覆っている。それがおかしいのである。

 それに、腕に触れる妙な感覚。起き上がると、それが髪の毛であることがわかる。しかも、その起き上がった拍子に胸部についていた二房のそれほど大きくない脂肪塊がぷるんと揺れた。おっぱいだ。

 ……僕はこんなに髪が伸びてはいなかった。一年ほど切っていなかったので肩くらいまでは伸びていたが、腰付近は流石に長すぎる。ついでにこんなにさらさらしてもいない。まして、男なのにおっぱいが付いているわけはない。女性化乳房になるほどホルモンバランスは崩れちゃいなかった、と思う。はず。

 これじゃあ、まるで女みたいじゃないか。

 そう思い至ったところで、ものすごく嫌な予感がした。

 現実的にありえるわけない。というかありえてたまるか。そう思ったけれども、もはや確かめざるを得ない。

 すうっと息を吸って、吐いて、ズボンに手をかけ、一気にずり下ろした。

 そこには何もなく。

 自分は女性になったのだ。その実感が、虚しさとともに襲うのだった。


 お読みくださいましてありがとうございます。

 今作はライトノベルの新人賞応募予定作品の先行公開になります。ご意見やご感想がありましたら感想フォームよりお送りいただければ、さらなる作品のブラッシュアップにもなり幸いです。そうでなくても、評価を頂けますとモチベーションが上がって助かります。

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